お笑いコンビ・FUJIWARAの“ふじもん”こと藤本敏史（42）と品川庄司の庄司智春（37）が8日、都内の池袋サンシャインシティ噴水広場で映画『96時間／リベンジ』（監督：オリヴィエ・メガトン／配給：20世紀フォックス映画）の公開を記念した『最強親父宣言』イベントに登場した。
普段は温厚な親バカだけど、愛する家族を守るために手段を選ばない“最強の親父”へ豹変する父を描いた前作『96時間』の待望の続編がいよいよ日本公開。娘と元妻を拉致されたブライアン・ミルズ（リーアム・ニーソン）がトルコ・イスタンブールの街を舞台に、再び壮絶な闘いを繰り広げる。
豪快に壁を破り登場した藤本は「幸せパワー半端ないんで！」と元気一杯に語り「僕は（昨年末の）31日にインフルエンザにかかってしまい、正月早々寝こんでました。1日、2日ひとりベッドで過ごし完全に治した後、家族でグアム旅行へ行きました」とニッコリ。妻でタレントの木下優樹菜（25）との間に第一子となる女児が生まれたばかりだが「うちの娘成長が早いみたいでデカいんですよ。現地の片に『ワオ、ビックフェイスベイビー』と言われてまして、（僕は）切ない気持ちになりました」と苦笑いだった。
同じく妻でタレントの藤本美貴（27）が昨年長男を出産した庄司は「家族を守っていかないといけないので、今までと決意が違いますね」といつになく殊勝な様子。今年のお正月は「河口湖で富士山を見て、その足で京都へ行って、金閣寺と清水寺と伏見神社で初詣。日本を満喫してきました」と充実の休暇を過ごしたということ。昨日グアムから帰ったばかりの藤本は、顔を真っ赤に腫らしながら「肌弱いんですよ。家族は守るけど紫外線からは守れなかった」と笑いを誘った。
2日前にタレントの楽しんご（33）と一緒に営業で仕事始めとなった庄司だが、折しも楽しんごがTwitterでの発言が元で“炎上”し、元相方のすぎはら美里（37）から、すぎはらの友人を拉致暴行したことをブログで暴露され、急転渦中の人に。藤本は「今、楽しんごは差し障りありますからね」と苦笑いで庄司をたしなめていた。
映画の感想を聞かれると「ブライアンがすごい。強すぎる。最強の親父っぷりが半端ないです」と藤本。自身の暴走エピソードを聞かれると、庄司は「（妻が）モーニング娘。にいるときに岩盤浴に行ってそこを週刊誌に撮られるという、かなりの暴走でしょ」と過去を振り返りながら苦笑いだった。
一方、藤本は「僕は優樹菜とふたりで歩いているときに、酔っ払った若いやつが『おい、藤本やろ！』と絡んできた。無視してたら『無視すんじゃねえよ！』と言ってきたので、男として注意しようとしたら、嫁がスッと前に出て『テメエ誰だよ？』『テメエが名乗れよ？』『ウゼエんだよ』『どっか行けよ』と。相手も引いてさーっと逃げていく。ヤンキー魂に火が付いたというか……逆に守られた」と妻の“暴走ママ”ぶりをしみじみ語った。
また、「芸能界の暴走親父は？」という質問には庄司が「石原慎太郎さんですかね。“暴走老人”と言われてますからね」と笑いを誘うと「この場を借りて“最強親父宣言”させてもらいたいと思います」と決断的な宣言。藤本は「愛する妻と娘のためなら吉本を辞める！」と威勢よく発表するも「辞めませんよ、辞めたら僕なんかすぐ干されますからね。覚悟の話です……これぐらい大それたことを書くとインターネットのニュースに“FUJIWARA藤本、吉本辞める”ってニュースになるでしょ！」と笑いを誘った。
そして、庄司は「もう脱がない！」と得意ジャンルの封印を宣言。「17年間脱いでなんとかやってきましたがもう封印します。今後はなんとか手品とかパントマイムを覚えます」とちょっぴりマジ。「テレビに出るたびに脱いでいると息子が大きくなって学校でいじられたりする。ちゃんと芸人として大きくなろう」と本気を見せた。それに藤本は「『ミキティー！』と叫ぶのも封印な」とさらに要求すると、「わかりました。ミキティー！」と“叫び納め”をしていた。
『96時間／リベンジ』は1月11日全国ロードショー！
