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香取慎吾 迷うつよぽんに「どっちだよ」ツッコミ!毎年勝つ気で行ってる

香取慎吾 迷うつよポンに「どっちだよ」ツッコミ!毎年勝つ気で行ってる
報道陣からフラッシュが飛んだ

 『第63回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが30日、東京・渋谷NHKホールで開かれSMAPが登場した。

 中居正広(40)、木村拓哉(40)、稲垣吾郎(39)、草なぎ剛(38)、香取慎吾(35)の5人が歌うのはスペシャルメドレー『SMAP 2012’SP』。これは『梅ちゃん先生』の主題歌となった『さかさまの空』とTBSのロンドン五輪の主題歌となった『Moment』の2曲で構成されることに。40代を迎えたSMAPは3年連続5度目となる大トリをつとめる。

 ほぼ全アーティストが集結するエンディング前からリハーサルを終えての感想を、木村は「僕らの歌が、朝の連続テレビ小説ということでビックリしていたんですけど、『梅ちゃん先生』のオンエアが重なってなじんでこれました。最終的に2012年紅白歌合戦の最終的な演目としてパフォーマンスできることは、紅組、白組の全員の出演者がステージ上にいらっしゃるなかでのパフォーマンスだったので、気合も入りましたし、リハーサルでも全力で行きました」と、振り返る。

 大トリはまさに今年の締めくくる顔役。これに稲垣は、「すごく重大な責任だと思います。でも、本当に5人で力を合わせて楽しみながら頑張りたいと思います。歌はさかさまの空とMomentを歌わせて頂きますが、今年はオリンピックもあって、日本人の選手の方が僕らにいっぱい夢も与えてくださって、いっぱいメダルを取って下さった。それを応援させていただく応援歌として歌わせて頂いたので、この2曲はピッタリだなと思うんです。僕らのステージを見ながら2012年を振り返ってもらえれば。一足早い、初夢のような感じを与えられたら」と、込められた思いを語ることに。

 今年1年を振り返って、中居は、「紅白が終わらないと振り返れないかな」と前置きしつつ、「ライブもありましたし、個人個人の活動も多くていい1年だったなって。クリスマスライブをすることはこれまでなかったけど、やったんで」と、活動に感慨深げ。紅白へは、「ちょうど20回目の節目なのでいいパフォーマンスができたらいい」と言いつつ、「あれだけのトリをやらさせてもらいますと、自分たちはこんなところまで来たんだという思いと、周りを見渡すと自分たちはまだまだ小さいというところと、それが入り混じったような気持ちです」。

 香取にも個人とSMAPとして振り返ってもらうと、「朝ドラの主題歌を歌わせて頂けるというだけで、夢のような出来事だったんです。毎朝自分達の声が流れる。それも、こんな最後に歌わせてもらうというプレゼントがついてたなんて。そうかと。きょう気づきましたよ。ずっと、自分たちの歌が流れていて、それがここまで来たかって」と、笑みを見せる。

 昨年は、紅組に敗退してしまったため、リベンジを期したいところだが、香取は、「毎年僕とつよぽん(草なぎ)は本気で言ってるんです。本気で勝ちに行ってるんです。歌合戦。戦ですから!毎年、発表の瞬間に(草なぎと)2人で『行くぞ!』って言ってるんです」と、負けず嫌いな一面も。

 しかし、そんな気合を入れても不安要素はあるのだとか。これについて、楽曲を提供したドラマが『梅ちゃん先生』で、その主演した司会の堀北真希が紅組司会ということ。稲垣は「ちょっと強いかなって思ってるんです」と分析し、報道陣が「勝つ秘策は?」と問うと、「僕らの最後の大トリが跳ねると白の方に投票してくれるかなって」と、神妙。

 そこに、中居が「嵐に頑張ってもらわないとね」と、さりげなく言うと、「そうですね~」となんとなくうなずく草なぎ。香取が「(SMAPと)どっちだよ」とツッコむと、草なぎは「嵐は白でしょ」とつぶやく。またも中居が、「嵐は紅だよ」と、からかうと、「紅だっけ」と草なぎは迷いだし、中居は「白だよ。全然分かってないね」と、ニンマリ。困り顔の草なぎは、「嵐も跳ねて、僕らも跳ねて頑張ります」と、まとめその場を切り抜けることに。

 ほかにも、何か必勝の方策がないかと、草なぎに尋ねる報道陣へ中居が「記事になるような感じのやつ!」とプレッシャーをかけ、「これしかないですよ。中居くんの音程がしっかりすれば大丈夫です!見てる方が中居くんの音程がちょっと微妙だなと思ったら、票が入らなくなっちゃう!」と、“逆襲“に出て、これには報道陣も大爆笑!乗っかって囃し立てる香取に、中居は恥ずかしかったのか、2度、後ろのパネルに軽くトンと手をやり照れ隠しする一幕も。

 稲垣が「そこは本当に厳しく判断していただいて、ダメだったら投票してくださらなくても…」と、弱気なコメント。中居が「意識するじゃねぇかよ俺ぇ~」と苦笑いしつつ、「こいつも下手じゃない」と草なぎに振り、「隠れオンチなんです」と草なぎも苦笑いするという、泥仕合の様相を呈していた。

 その様子を傍目に見ていた木村は、「こんなこと言ってるやつらが大トリやっちゃダメだろ!」と、まっとうなツッコミにまたも報道陣が沸き返り、中居は「これも時代ですよ」と、ケムに巻いていた。

 また、中居は「5人でこうやって会見をさせてもらうと、草なぎのコメントって(記事に)だいたい使われないんです。今回はちょっとヤバイね。草なぎコメントが使われるかも」と、論を展開。そこに稲垣が「僕真面目なこと言っちゃったから使われないかな」と言い出し、「僕のダンスにもかかってるって?」と、ボケたがこれに4人は反応せず苦笑いだった。

 さんざんイジられた中居は、本番へ「ドレミで行きます。ドはドで、ミはミでいけばなんとかなります」と話し、木村が、「あと、うがいいっぱいさせます」と、結局中居がイジり倒されていた。

 そんな、笑いにあふれた会見となったが、来年に向けては、木村が「個人個人の活動もあると思うのですが、それは配分とか変に考えず、まだまだ未熟な部分が多いので、個人個人でも、グループとしても全力でやるべきじゃないかな」と、キチッと締めていた。

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