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いきものがかり 紅組トリの大抜擢に吉岡聖恵「普段どおりにステージに立てたら」

いきものがかり 紅組トリの大抜擢に吉岡聖恵「普段どおりにステージに立てたら」
大抜擢に恐縮?

 『第63回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ実力派3人組バンド『いきものがかり』が登場した。

 覚えやすいメロディ、ストレートながらもどこか温かい歌詞に、ボーカル・吉岡聖恵(28)の透明感ある歌唱で、幅広いファン層に支持されているJ-POPグループ。5年連続出場となる今年は、NHKで放送された『ロンドンオリンピック』番組のテーマ曲となった『風が吹いている』で、初の紅組トリを務める。

 大抜擢に吉岡は「思ってもみない感覚というか、すごく光栄に感じています」と恐縮気味。『風が吹いている』について「夏に日本中を元気にしてくれた選手の人たちと一緒にステージに立てますし、私たちの曲で少しでも元気になってくれれば嬉しいです」と話した。

 ちなみに選手たちとの交流についてリーダーの水野良樹(28)「ボクシングの清水(聡)選手はオリンピックの前からライブに来てくれて、オリンピック後にはメダルを持ってライブに来てくれた」と感激。「吉岡がよく言っていたんですけど、選手のテンションが落ちるような曲にはしたくないねと言っていたで。向こうで聞いてくださっているという話で嬉しいです」と感慨深く語った。

 衣装については、紅白をとても意識した衣装を選んだという吉岡。「家族もすごく喜んでいたし、報道が出たときは先輩から声をかけてもらった。今年はオリジナルアルバム、ホール、アリーナなど1年中ツアーを行っていろんな人たちと触れ合えました」と手応えを感じている様子。重圧やプレッシャーはないのかと聞かれると、水野と顔を見合わせて笑いながら「背伸びしても大きくなれるわけではないので。選手も来てくれるので普段どおりにステージに立てたら。みなさんの声援もある」と自然体に語った。

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