女優の川島海荷(18)が23日、千葉・幕張メッセで開催中の『ジャンプフェスタ 2012』内のアニメ映画『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』(監督:佐藤雄三/配給:東宝)イベントにサプライズゲストとして登場し、ゴン・フリークス役・潘めぐみ、キルア・ゾディアック役・伊瀬茉莉也、クラピカ役・沢城みゆき、レオリオ役・藤原啓治とともにトークショーを行った。
『幽☆遊☆白書』や『レベルE』などのヒットメーカー・冨樫義博原作漫画で初の劇場版。本編とリンクするストーリーで、盗賊集団『幻影旅団』によって一族を皆殺しにされた『緋の眼』を持つクルタ族のクラピカの目が奪われたことから始まる。ゴンたちは事件の真相を追うが、ヒソカの前に幻影旅団のナンバー4だった『オモカゲ』がかかわっていることを知り…。
川島は物語のキーマンの1人となるクラピカの幼少期の親友・パイロを演じる。藤原から、「それではパイロの声を聞いてもらいたいと思います」とアナウンスがあると、スクリーン上には原作のパイロのワンシーンが。そして「パートナーとして1人でできることはちゃんと1人でするよ」と、影からアテレコし、「ジャンフェスのステージということで行きたかったんですけど…、本当にたくさんのお客さんがいて…、いまから行こうかな。おじゃまします!」と、登場することに。
ファンから「キャー!」と黄色い声が上がるなか、「パイロをやらせて頂きました川島海荷です」と、ごあいさつ。撮影を終えた感想を、「ブースで1人で収録したので緊張したし、画面に合わせて口を動かすタイミングとか台詞を入れるのが難しかったです。(声優さんたちが)普段難しいことしてるんだなって」と、しみじみ。
パイロを演じる上で川島は、「男の子役だったので、声を低くした方がいいのかなって試行錯誤していたんです。でも、監督から(川島の)そのまんまの声でいいと言われて、何も作らずやらせてもらえたので、大変でしたけど、楽しかったです」と、感想も。
ちなみに、『HUNTERXHUNTER』のキャラクターで好きなのは、「みんな好きなんですけど、クラピカですね。普通にタイプですね。私、優柔不断なんで仕切ってくれたらいろいろやってくれそうで。引っ張ってくれそうで、自分の好みです」と、明かしていた。
最後に川島は「こんなにたくさんの方の前で出てくるの緊張したんですけど、楽しく参加できたのでよかったです。ぜひ、劇場で『HUNTERXHUNTER』映画版も観てもらえればと思うので、みなさん年明けよろしくお願いします」と、PRしていた。
『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』は2013年1月12日公開!