ファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデル・舞川あいく(24)が22日、東京・オリンパスギャラリー東京で初の写真展となる「舞川あいく写真展 AIKU~道~」の開催記念トークショーを行った。
中学生の頃から写真が好きで、友だちを撮っていたりしていたそうで、今年4月に写真家・山岸伸氏(62)との出会いがキッカケで、写真展を開くことが決定。半年間で、台湾、ニューヨーク、ハワイ、沖縄などで撮影した作品の中から、50点以上が展示されている。
薄暗い会場の雰囲気に合わせ、「大人な雰囲気」な紺色のセーターとミニスカ、黒いロングブーツで登場した舞川は、女性ファンでぎっしり埋まった会場を見渡し、「緊張します」と、ランウエイとの勝手が違うステージに、ドギマギ。
20日から行われている同写真展には、舞川自身も会場で、「自分は『良い』と思った写真でも、人によっては、『良い』とは限らないので、意見を聞きたい」と、お客さんから反応を直接、伺っているそうで、関係者からは、「男っぽい写真だよね~。でも、それもあいくらしい」と好評。
舞川の“写真の師”である山岸氏は、「ボクのいうことを全く聞かなかった」と、裏話を暴露しつつ、「でも、それがかえっていい。ネーチャー(自然)やポートレートなど、どのフォトジャンルにも属していない。女アラーキー(名カメラマン・荒木経惟氏の愛称)になれる」と、センスを絶賛。
今後の課題として山岸氏が、「テーマを持った時にどうなるか」というと、舞川は、「次、撮りたいものが決まっていて、愛の形を撮りたい。男女、動物の愛とか」と、早くも2回目の個展に意欲を見せていた。
また、モデルとして撮られる側として、かわいく写るコツを聞かれると、「好きな人のことを思い浮かべます。いま好きな人?いますよ」と、テレながら告白。それを受けて、報道陣は、「例えば?」と、相手の名前を聞き出そうとするが、まだ片思い中とはぐらかすも、さらに、聞き出そうとする報道陣。
山岸からも、「撮った写真は、全部、ボクのところに送られてきていますが、写真には男の影も形もない。それに、愛がいっぱいだと撮れないですよ。この6ヶ月間、ドラマもやって、レギュラーの仕事もあって、写真も撮って・・・」と、フォローしつつ、「別なカメラで取っていれば別ですが」と、笑わせる。それを受けて、舞川は、「カメラ何台かあるので、そっちに・・・」と、いたずらっぽく笑って煙にまく。
クリスマスは、オフだそうだが、「街でカップルの写真を撮ります。カップルで撮られたいですねぇ。結婚願望はあります。彼がいないので」と、苦笑いを浮かべた。
同写真展は12月27日まで、同ギャラリーにて。