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KAT-TUN田口淳之介、大先輩・東山紀之に“下克上”を宣言!「先輩を超えていくつもりで」/初舞台は“無言劇”『NO WORDS, NO TIME』

KAT-TUN田口淳之介、大先輩・東山紀之に“下克上”を宣言!「先輩を超えていくつもりで」/初舞台は“無言劇”『NO WORDS, NO TIME』
『NO WORDS, NO TIME 〜空に落ちた涙〜』製作発表会見

 俳優の東山紀之(46)とKAT-TUNの田口淳之介(26)が4日、都内で舞台『NO WORDS, NO TIME 〜空に落ちた涙〜』の製作発表会見を女優の花總まり、振付家・ダンサーの黒田育世、演出家のG2と行った。

 東山と田口のダブル主演で行われる『NO WORDSー』は歌や台詞を一切使わないという異色の舞台。演出を手がけるG2は「ダンスやマイムだけで伝えていこうという公演。ある男が妻を失い空虚な毎日をおくるうちに不思議な現象に巻き込まれていくという“中年版不思議の国のアリス”」と新しい取り組みについて語った。

KAT-TUN田口淳之介、大先輩・東山紀之に“下克上”を宣言!「先輩を超えていくつもりで」/初舞台は“無言劇”『NO WORDS, NO TIME』
『NO WORDS, NO TIME 〜空に落ちた涙〜』製作発表会見

 東山は「G2さんの生み出す死生観に非常に興味を惹かれました。今現在生きている“生”というものに対する喜びを観てくださる方に感じていただければ」と意気込みを語り、初の“無声舞台”に「僕らにとっても新しいチャレンジですし、非常に面白いなと感じてます」と語った。

 一方、初出演となる舞台で東山演じる男と関わりをもつ青年を演じる田口は「入口、出口、田口でーす!」と持ち前のギャグを披露。田口の明るい声に「僕は意外と嫌いじゃない」と吹出す東山。そんな大先輩の隣りで、田口は「僕にとってはこういう形でやらせていただく舞台は初めてですので、フレッシュさと自分の得意とするダンスの表現で精一杯この舞台をいいものにしていこうと思うのでよろしくお願いします」とあいさつした。

 台詞の無い舞台ということに田口は「いろんな方が出ている舞台を拝見させて頂いたときに、言葉の凄さとか、長時間の舞台を台詞を暗記して演じられている方を観てまったくすごいなあと思ってました。今回、台詞が無いと聞いてすごくほっとしました」とスマイル。東山は「これがとっかかりで、背丈もありますし、根性もあると思うのでいい舞台役者になる気がします」と頼もしく見つめた。

 しかし、東山とダブル主演というキャスティングに田口は「最初ダブル主演とはなんも聞いてなくて、自分的にはもっと伸び伸びしているはずなんですけど…」と苦笑しながらも「ほんとにこんな素晴らしい機会なので、ここは下克上精神で先輩を超えていくつもりでがんばりたいなと思いました」と明るく元気に“下克上”を宣言し会場を沸かせた。

 19歳の年齢の差に東山は「見た目そんなに変わってないかなと思ってますんで。まあ、ギャグはこっちの方がいいですけど」と懐の深いエール。ダンスが得意というふたりに黒田も「ビックリするぐらいに覚えが早いんですよ」と感慨深く語った。

 ダンスの上手さで知られる田口は黒田の振付に「今までヒップホップとかストリート系の踊りが好きだったので、コンテンポラリーとかジャズとかバレエとかそういう動きはあまりやってこなかったんですよ。なので、初日レッスン受けて2日間筋肉痛でした」と苦笑い。「違う所を使っているという感じで、本当に新しいジャンルのコンテンポラリーを経験できて稽古してる最中。毎日が新鮮で楽しいです」と笑顔。それについて東山は「僕は(筋肉痛)ないですね。隣りで僕も一緒にやっているんですけど、田口の骨の音がパキパキっていうんですよね」と笑いながら「毎回いろんな所が鳴るので、入口も出口も大事ですけど、体も大事だなと思います」と笑いを誘った。

 初舞台の意気込みを聞かれると「やっぱり東山さんと一緒に踊らさしてもらってて、ひしひしと東山さんの経験とかダンスに対する考え方を直に感じられて、自分にとっては踊りに対して考えさせられる部分が沢山あったので、刺激を受けてる毎日ですね」と田口。気になるKAT-TUNメンバーのリアクションはというと「『すごくお前らしくていいじゃん』と言われる部分もありましたけど、『じゃあ東山さんに花出すね』って、“え、俺は?”って。すごい茶化されるんですね。そうは言っても絶対観に来てはくれるんじゃないかなと思います」と語った。

 物怖じしない明るいトークで会場を沸かせる田口は東山にも「すごくお父さんみたいな感じです」と率直な感想。そんな田口に東山は苦笑しながらも「若い世代が育ってくれないといけないですし、田口ってダンスが好きということなので、踊り手が育つというのは気持ちがいいもの。将来的にはウチを代表するトップダンサーになってほしいなと思ってます」と激励。これには田口も「…わかんないです。がんばります!」と驚いていた。

 田口は「舞台の稽古も初めてなわけですからこうやって1個1個のパーツが組み合わさっていくというのを実感していて毎日が勉強で楽しいです」と笑顔。東山は「“入口、出口、田口”も振り付けしてもらったら?」と茶化すと花總も「私も早く田口さんの骨の音を聞きたいです」と明るく和やかな会見となった。

 締めくくりのコメントを求められると、田口は「いろんな意味で全てが変わると思うので、精一杯走っていって、追いつけ追い越せというふうに頑張っていきたい。生の臨場感、疾走感を舞台で楽しみにして欲しいなと思います」と語りながらも「この舞台を観に来ていただいたら2日間眠れなくなっちゃうかな〜ウソ、ウソ、カワウソ〜!」とギャグのセンスを発揮。どっと沸く会場に「『オマエ、知らず知らずのうちに失礼なことを言っているから気を付けろよ』亀(亀梨)とかに言われたんですけど…」と恐縮気味だったが、東山は「田口が言うことは嫌いじゃない。最初、失笑からくるけど、後に大きな笑いに変わっていくので、まずは突破するという勇気を」と応援。そして「僕も一応ギャグを…」とまさかの東山は「北山、西山、東山!」と披露し「…今後二度とやらないと思います」と苦笑いだった。

 『NO WORDS, NO TIME 〜空に落ちた涙〜』は2013年1月18日〜2月5日まで東京グローブ座で。2月8日から12日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで公演。

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G2
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花總まり
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黒田育世
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