
アニソン界のカリスマ・松澤由美(38)と元『SDN48』の伊東愛(27)が28日、東京・シネリーブル池袋で映画『武蔵野線の姉妹』(監督:山本淳一/配給:アイエス・フィールド)の上映前にライブイベントを行った。
初日舞台あいさつの時に、「是非ライブをして下さい」と、プロデューサーが、突然、2人にお願いして、急きょ、同映画の主題歌『セレブニート』を歌う松澤由美、挿入歌『LOVELY☆STAR』を歌う伊東愛によるライブイベントが決定した。「映画で流れる曲を映画館で聞くというのは、贅沢ですねぇ」と、プロデューサーも感慨深げ。
松澤は、「『セレブニート』もCDが発売になり、映画も始まって嬉しく思っています。映画のために真剣にふざけて書きました。映画の世界観がわかる楽曲」と、ユーモアを交えてあいさつしたのに対し、伊東は、「ソロで歌うことは、ほぼ初めてに近いので緊張しているのですけど、精一杯歌いたいと思います」と、SDN48卒業後のソロ活動にやや緊張気味。
監督は、「自分のイメージにピッタリの主題歌・挿入歌は初めて」と、松澤を指名しただけに、出来には大満足のようだが、松澤は、「最初、タイトルを出した時に、監督に怒られるかなぁと思ったんですよ。でも、映画のイメージがセレブニートなので直球で作ってみました」と、笑顔。

2曲とも、口ずさみ易く、自然に体が揺れて手拍子が起こるような曲。弾むように楽しそうに歌った伊東は、「映画館で歌うって、ぜいたくですねぇ。音も良くて、みなさまの手拍子も嬉しくて貴重な体験になりました。楽しかったです」と、ホッとした様子。
一方、堂々と貫禄たっぷりに歌った松澤は、「目線が同じで、凄い近いのでドキドキしました。温かく手拍子で聞いてくださったので、ホッとしながら歌えました」と、初めての劇場でのライブに感無量。
映画について、伊東は、「元気が出る映画です。ほっこりして帰って下さい」というと、松澤は、「私も笑ってしまったんですけど、最後は感動しました。衣装とってもかわいくて、海外のファンの方も日本のコスプレ、アニメが大好きなんです。日本だけにとどまらず世界に広がって行ったらいいなぁと思います」と、語った。
プロデューサーが、「今度は世界でミニライブですね」というと、監督が、「ミニじゃなく、盛大にやりましょうよ」と、夢を広げた。
同映画は、埼玉県某市の武蔵野線沿線のN座駅近くに建つ高級マンションでセレブ・ニート生活を満喫している美少女姉妹通称ランとパンドラ。そんなある日、ランのメイド喫茶に対する偏見に反感を持ったパンドラは、ランを秋葉原のメイド喫茶に連れて行く事にするのだが・・・・。
原作は単行本①~⑤巻で15万部以上を売り上げる、稀代の美女絵師ユキヲが放つ萌えコミックの待望の映画化。演じるのはオタク文化に造詣の深いモデルでタレントの加藤夏希(27)、人気アイドルグループ『AKB48』の“なかやん”こと仲谷明香(21、チームK)と“ちぃちゃん”中田ちさと(22、チームK)。
同映画は11月17日より、全国順次上映中。













