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内柴正人被告2人の女子部員以外とさらに別部員とも関係

 コーチを務めていた九州看護福祉大の女子柔道部員(当時18歳)に乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪で起訴されたアテネ、北京五輪の柔道66キロ級金メダリスト・内柴正人被告(34)の第6回公判が29日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)であり、検察側の被告人質問が行われた。

 これまで2人の女子部員と性行為をしたと証言したが、別の部員とも肉体関係を持ったことを明らかにするなどした。

 30日付のスポーツ報知、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、事件当日のカラオケ店では、28日の第5回公判に続き、あらためてAさんから同被告の陰茎を口にしてきたと主張した。

 また、検察側などが、事件が発生した昨年9月17~20日の八王子合宿について詳しく追及すると、合宿初日の17日夜に、これまで証言された2人の女子部員とは別の部員Qさんと性行為をしたことを明らかにし、「ずっと前から(肉体)関係があった。セックスは愛情をもって、同意の上でやった」と説明。ただし、同被告とQさんの関係は柔道部内では問題になっていたという。

 第7回公判(論告求刑)は12月26日に開かれる。

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