
韓流スターの“グンちゃん”ことチャン・グンソク(24)が20日、都内で行われた主演映画『きみはペット』(監督:キム・ビョンゴン/配給:東宝東和)のジャパンプレミアイベントに、共演した韓国女優のキム・ハヌル(32)とともに登壇し、「新しいご主人様、待ってます」と呼びかけると、恒例の投げキッスを連発したり、「ワンワン」と犬の鳴きマネと仕草をするなど、約600人の女性ファンのハートをトロけさせた。
2003年に松本潤(28)と小雪(35)主演でドラマ化もされた、累計400万部を超える小川彌生の人気コミックを初めて韓国で映画化。職場を左遷され、恋人には捨てられたエリート女性編集者(ハヌル)と、彼女に拾われた年下の美男ダンサー(グンソク)が“ご主人とペット“として奇妙な同居生活を繰り広げるラブコメディー。
髪をオールバックにし、後ろ上方で束ねるワイルドな髪型に、えんじ色のスーツ姿でグンちゃんが客席通路に敷かれたレッドカーペットに登場すると、約600人の女性ファンで埋め尽くされた劇場は、悲鳴にも似た大歓声で包まれた。そのあいだを“グンちゃんスマイル”で、ファンと握手しながらユックリと壇上に向かう。

グンちゃんは、「ついに今日という日が来ましたね。撮影は去年でしたが、この瞬間を待っていました」と、流ちょうな日本語であいさつ。撮影を振り返ったハヌルは、「グンソクさんは本当に現場でもエネルギーに溢れていました。私は体力的にも精神的にも少し疲れていたんですが、笑顔を見せてくれたり、ギターを弾いてくれたり、配慮してくださるので楽しく撮影できました。本当にワンちゃんみたいなんです。尻尾は振りませんけど」と、ユーモアを交えながらグンちゃんの魅力を語った。
すると、グンちゃんは、「(ハヌルも)うなぎかも?」と、自身がファンに親しみを込めて呼ぶ「うなぎ」という言葉を使って「僕のファンかも?」と、おどけ、笑いを誘った。
グンちゃんは、“ラブストーリーの女王”と呼ばれるハヌルとの共演に、「彼女はロマンティック・コメディー映画の伝説的存在。一緒に演技することができて幸せでした」と語り、撮影が終わった後も電話やメールで連絡を取り合う時に、「ご主人様と呼んでいます」と、ファンを嫉妬させるようなエピソードを披露。
また、“ペット役”を演じることに抵抗がなかったというグンちゃんは、「キャラクターの性格が僕と似ていたんです。犬のスニちゃんと住んでいるので、ペットはご主人様の愛をもらうためにどのようなことをするのか勉強したんですよ」と、にっこり。

例えば、家でご主人様を待ってて、ご主人様が帰って来たら、ドアまで走っていくなど、愛犬の行動を研究し、“演技指導”を受けて役に臨んだそうだ。
もしペットならご主人様にどのようなことをしてあげたい?と、問われると、「ご主人様が年上なら、愛をもらうために愛嬌を振りまきます。ワンワン」と、甘えた声と犬のポーズをとって、会場の女性をメロメロに。
さらに、ファンとともにおさまったフォトセッション終了後、会場を去り際に、ファンの女性が差し出した手をギュッと握り、キスをする大サービス。その光景を見たファンの女性たちは、「キャーッ!」と、悲鳴にも似た大絶叫。持ち前のサービス精神で、日本での今年“初仕事”で、魅了した。
本作の日本版では、グンちゃんは歌手として、エンディングソング『Hey Girl』を甘い美声で歌っている。
この日は約100人のプレス関係者が集結。2012年も“グンちゃん”フィーバーは、続きそうだ。
同映画は、21日公開予定













