タレント・松村邦洋(45)、野球解説者の宮本和知氏(48)、漫画家・弘兼憲史氏(65)らが9日、都内で『(株)おいでませ山口県』設立発表会に出席し、MCは八木ひとみアナウンサー(27)が務めた。
今年12月13日の岩国錦帯橋空港の開港に合わせ『岩国錦帯橋空港開港!やまぐち往還観光キャンペーン』を本日9日から開催。“山口県が観光部門を民営化”したという設定で架空の組織である『株式会社おいでませ山口県』が設立されPR活動をしていく。株式会社とあるだけに、山口県を訪問するビジターを「株主」として優待プランを提供するなど観光戦略を展開する。本日出席した著名人らは全員山口県出身となっている。
企画は本気度が高く、山口県の山本繁太郎知事(63)が登壇し「重大な発表をさせて頂きます」と重い声で切り出すと、「民営化し株式会社を設立することといたしました。『おいでませ山口県』の設立を宣言させて頂きます。社長は抜群のビジネスセンスを持つ島耕作さんです!」と、真面目な顔で話し雰囲気満点のものに。
島氏は「どうしても外せない会議で海外出張に出ている」ため欠席したが、『島耕作』の生みの親である弘兼氏が、「作りこんだ企画に付き合っていただいてありがとうございます」と、シャレの効いたあいさつで場内を沸かせることに。故郷が岩国という弘兼氏は「これで岩国に帰るのに便利になりますし、東京近郊から飛行機で岩国に来ていただいて、風光明媚なところを楽しんでいくというのは大変喜ばしいことです」と、コメントを寄せた。
「長州出身ですが、体はチャーシューです」と、笑いを取りながら現れた松村は、島が上司になることに「課長でよかったかなって思います。時代は流れてますよね。これから一生島社長についていきます」と、早速おべっかを使う。自民党の安倍晋三元首相のモノマネをしつつも、山口の食べ物の魅力を「ふくですね。宮本さんが学生時代にルバイトしていた瓦そば、押し寿司の岩国寿司ですね」と、テンポよくあげていた。
そんな松村の高校時代のエピソードは「地元の農業高校で赤点が消せなくて留年して修学旅行に2回行ったあとキャッチャーやってて27盗塁された」と、仰天するものばかりだったが、そんな流れで宮本氏の高校時代の恋バナを暴露。「そんなことどうでもいいじゃないですか!」と、恥ずかしさからか必死に止める宮本に、松村の“口撃”は止まらず、宮本氏は「奥さんいるんだから」と、困り気味だった。
また、企画の食べちょる課の課長に就任した松村と楽しんじょる課の課長となった宮本。泊まっちょる課のポストが空いていることに、宮本が「原辰徳監督は日本酒といえば(山口・岩国の)『獺祭(だっさい)』と言っているから誘ってみます」と、意気揚々。対して以前、マラソンに挑戦し心肺停止状態に陥ったことのある松村は、「心臓が“止まっちょるか”に実際になったんで就任しようかな」と、際どいネタをはさみつつ、色気を見せていた。
詳しくは公式サイト(http://www.oidemase.or.jp/company/)にて!
■特別企画(一例)
○食べちょる課企画
・岩国市の地酒を飲み比べる『利き酒セット』
・鍋めぐり
○泊まっちょる課企画
県内6つの温泉地『湯田温泉』『長門湯本温泉』『俵山温泉』『萩温泉郷』『川棚温泉』『湯野温泉』での湯めぐりや入浴施設の割引
○楽しんじょる課企画
・地酒紀行
・町並みを歩く…『錦帯橋』の無料通行などが可能
・ステキ!体験(武者体験)