元AKB48の“あっちゃん”こと女優の前田敦子（21）が20日、東京・六本木ヒルズに隣接するけやき坂で行われた『第25回東京国際映画祭』（TIFF25）のオープニングセレモニーに登場した。
同映画祭のアンバサダー（親善大使）を務める前田は250mのグリーンカーペットに現れると、けやき坂に詰めかけた約6000人の観衆からは一斉に声援が挙がった。AKBを卒業し、女優として活躍することを語っていた前田はこの日、飾り袖のついた黒色のミニのドレスと高いピンヒールで美脚を披露する大人の女性のスタイル。「あっちゃーん！」という呼びかけに応えているうちにたちまちサインぜめにあいながらも笑顔で応じた。
前田はグリーンカーペットの左右を埋め尽くした観客に歩みよると丁寧にサインや握手、さらには密着しながらの記念撮影にまで気さくに応じる神対応。約30分かけてゆっくりと坂を進み、沿道の温かい声に楽しそうな笑顔を振りまいた。この前田の元気な姿に、感極まったファンからは「あっちゃんかわいいよー！！」という叫び声がこだました。
初めて歩いたグリーンカーペットに前田は「すごく鮮やかで、気持ちが良かったです。自然と笑顔になれました」と声を弾ませながらニッコリ。引きも切らない人気ぶりに「素敵な場所を歩かせてもらいました。こんなにたくさんの方に、あんなに声をかけていただけるとは思わなかったので、嬉しかったです」と感激のあっちゃん。アンバサダーとして「映画の良さに触れ、いろんな世界を知っていただいて幅を広げて欲しい」と語った。
同映画祭は28日まで約1週間開催され、約300本の映画が上映される映画の祭典。最終日にはコンペティション部門にエントリーされた国内外からの15作品の中から最優秀賞の「東京サクラグランプリ」が決定される。
