俳優の大山克巳(本名・和彦)さんが9日午前2時15分、再生不良性貧血のため都内の病院で死去した。82歳だった。
大山さんは東京都出身。1946年に劇団『新国劇』に入団し、端役からスタートして殺陣の名手として知られ『国定忠治』『月形半平太』などで主役を務めた。新国劇倒産後はフリーとなり、テレビドラマ『水戸黄門』やNHK大河ドラマ、舞台の時代劇などに出演した。
11日付の東京中日スポーツ、日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知各紙が報じており、通夜は14日午後6時、葬儀は15日午前11時、東京都渋谷区西原2の42の1、代々幡斎場で。喪主は長男・秀彦(ひでひこ)さんが務める。