
声優・津田美波(23)と三上枝織(23)が10日、東京・秋葉原のゲーマーズ本店で限定ユニットとしてリリースしたシングル『ボーダーライン/モノローグ』(タワーレコード株式会社)発売記念イベントを開催し、同日計3回のイベントで約200人が集結した。
アニメ『ゆるゆり』の声優として人気の津田と三上によるダブルAサイドシングル。携帯サイト生まれのサスペンスホラー作品『携帯彼氏』シリーズの『携帯彼氏+』に津田が理沙役で、『携帯彼女+』に三上がミドリ役で出演したことから結成された限定ユニットとなる。どちらもしっとりとした曲調で込められた想いがじっくり伝わってくるような仕上がりだ。
赤を基調としたワンピース姿の津田と、緑を基調とした同じくワンピース姿の三上。三上が「みんなのおかげで発売になって嬉しいです!」と元気よく。続けて津田は、「結婚の記者会見みたい」と、いきなりのハイテンションで、CDのジャケットの1つがハートの中に2人のアップの写真が入っていることに、「結婚式の引き出物でお皿とかに入るような感じ!」と、笑った。

オリコンチャートにランクインするなど、場内のファンも拍手を送るが、歌ってみての感想を、津田は、「最初、『ボーダーライン』は歌いやすそうだと思って、『モノローグ』は高さが上下するから難しそうと思ってたけど、どっちもしっかり歌えた」と、胸を張る。聞くポイントについて、津田は、「2人の声が重なるとこうなるんだ、いい感じでしたね」と、三上とほほ笑みあった。
収録は、ハウススタジオで開かれ、スタッフとの距離も近かったことから三上が「まさに『ボーダーライン』がなかったんです!」とうまい発言で場内を沸かせることに。

そんな思い入れの詰まった曲なものの、正式タイトルが「理沙+ミドリ starring 津田美波+三上枝織『ボーダーライン/モノローグ』」と長いことにはちょっぴり不満もあるようで、三上は「何とか略せないかな」と試行錯誤し、ファンにいい案がないか呼びかける一幕も。
また、もし次に曲を歌うならとのお題には、津田が「しっとりした曲が好きなので、次もしっとりした感じで」と真面目だったが、三上は「奇抜な感じでラップとか」と言い出す。すると、2人で「♪屋上から飛ぼうよ、We Can Fly」と、無茶苦茶な歌詞ながらも、リズムよく息の合ったパフォーマンスを見せ、場内を爆笑の渦に包んでいた。
トーク後には、サイン入りグッズプレゼントのじゃんけん大会が開かれたが、津田が2回にわたって全員に勝ってしまうという強運ぶりを見せ、「君たちは私のが欲しくないのか!」と、ファンにツッコミを入れつつ、白熱の様相を呈していた。
『ボーダーライン/モノローグ』は好評発売中!









