俳優・石田純一(58)が4日、都内で行われた期間限定チョコレート「LOTTE ラミー&バッカス」(ロッテ)2012年解禁記念イベントに登場し、「1日だけ独身時代」に戻って、女性たちに甘い口説き文句を披露しながら、チョコを食べさせる「模擬告白」を行った。
秋冬限定ながら、発売以来40年以上愛されている洋酒入りチョコレート「ラミー」と「バッカス」。「ラミー」は甘さ控えめのレーズンをラムの中に漬け、ガナッシュと組み合わせたミルクチョコレート。「バッカス」は、コニャックの芳醇な味わいを閉じ込めた1粒タイプのミルクチョコレート。
会場に集まった美人女性ブロガー30人と共に、チョコレートでの乾杯セレモニーを行い、恋愛トーク。
司会者から、「フラれたことある?」と聞かれる、「ありますよ~」と言うのかと思ったら、さらりと、「振られたことはないけれど、最初から相手にしてもらえないことはいっぱいあった」というと、女性たちから、「なんとなく納得の」笑いが起きる。
それでも、「その時に、『来た来た』という表情をするし、好きと言われれば女性は嬉しい表情をする」と、ポジティブ思考を披露する反面、「男はみんな暗闇の中で怯える猫のよう。振られることを想像しちゃうから、女性側から、ちょっとしたサインやキューを出してくれると、後はイケる」と、男心を解説。
そして、いよいよ「模擬告白」へと。最初は照れていたが、2人の女性に、それぞれ、「この『ラミー』が君の瞳で溶ける前に食べて」「大好きな『バッカス』に酔う前に君に酔っちゃいそう」など、かつてはプレイボーイで鳴らしただけのことはあり、即興で、チョコレートの名前を入れつつ、女性たちの心を蕩けさせるセリフで“告白”するあたりはサスガ。
イベント終了後に、感想を聞かれた石田は、「すごくロマンチックなイベントだったので大汗かいちゃいました。匂いたつような芳しさ、麗しさがありましたねぇ…」と、ニヤケ顔。そのことを報道陣から鋭くツッコまれると、「チョコレートが美味しかったので、ニコッとしちゃいました。(決して)女性のせいではなく」と、すぐバレる言い訳で誤魔化していた。
チョコレートの思い出として、「段ボール箱2~3個。数にすると200から300個以上はもらったことあります」と、さらりと言う。それでも一番うれしかったのは、「中学3年ぐらいの時に、両想いがわかったときは一番うれしかった」と、バレンタインの思い出を披露。
その当時は、奥手というか硬派だったそうで、「世の中はバラ色なんだ。美しいんだ」と、心をときめかせたという。それから、1年ちょっと付き合って、高校2年の夏に振られたという。その理由について、「あまりにも大事にし過ぎた。まだまだ先は長いと思って、大切に大切にして、積極的じゃなかったため」だそうで、そこから反動でプレイボーイの道へ進んでしまったと、思春期のトラウマを告白。
石田は、「なんで大切にしているのにダメなんだ」と、女心の複雑さに痛く傷ついたそうで、「相手は慶応大学の学生だったので、それで、おれは早稲田に行った」と、笑わせた。
バレンタインの思い出と言えば、来月に出産予定日が迫った妻であるプロゴルファーの東尾理子(36)とも、バレンタインデーに付き合い始めた。
石田は、「理子のお腹を僕がさわると、足を動かしたり、寝返りをうったり、よく体をグルグル動かすんですよ。理子に似て運動神経がいいんじゃないですか」と、笑顔で話した。
さらに「出産は立ち会いますか?」と問われると、「自然分娩(ぶんべん)に近い形でやるので、何月何日と(前もって日にちは)決まっていない。(スケジュールの都合で立ち会えないかもしれないが、)自分の人生の流れ的に(考えると)立ち会えるんじゃないか」と、出産に立ち会えると、信じている。
また、石田は、9月12日に行われたフジテレビの特番収録中に左太腿と左手首を負傷しているが、「3週間動かさなかったので、そろそろ、人形を使って片手(右手のみ)で抱っこの練習もしています」と、準備は万端のようだった。
同チョコレートは、好評発売中。