
歌手で俳優の今井翼(30)が2日、都内・渋谷ヒカリエで行われたタマホーム presents『BURN THE FLOOR(バーン・ザ・フロア) Around the World Tour 2012』制作発表に『バーン・ザ・フロアカンパニー』来日ダンサーらとともに出席した。
09年にはブロードウェイ、10年にはウエストエンドに進出し、世界トップクラスのダンサーたちにより、圧巻のパフォーマンスを展開している『バーン・ザ・フロア』が、7度目の来日! 12月5日から9日まで東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)にて、12月12日から16日まで大阪・オリックス劇場にてワールドツアーが開催される。
制作発表は、ロビー・ケトメニー&ジャネット・マンラーラ、アリアッシュ・シュコリアネツ&フェイ・フドルステン、マティス・ガランデ&ジュリア・ドッタ、サント・コスタ&ジェマ・アームストロング、トレント・ウィドン&ゴーダナ・グランドセックの5組10名の来日ダンサーがパフォーマンスでスタート。タイトル通り、床を焼き尽くすような激しいダンスで報道陣を圧倒したかと思えば、静かなBGMのときは男女が華やかに舞い、ステージ下まで降りてダンスを披露するなど世界を魅了した腕前を遺憾なく発揮した。
今回、日本公演初のスペシャル・ゲストダンサーとして、全公演に出演する今井は、黒のジャケットにグレーのスラックスで、ダンディーに登場。「自分自身ダンスが好きで、Jr.時代もデビューしてからもいろんなステージで踊ってきましたが、今回はこのような世界的な舞台に出演できることを嬉しく思います」と、出演できる喜びを表現し、「自分としてはこの機会をしっかりと自分のものとして、次につなげられるように、新しい自分を見つけられるように頑張っていきたい」と、意気込みを。
『バーン・ザ・フロア』については、「こういった作品は、僕自身凄く好きで、このステージでキャストの皆さんと一緒に踊ることを考えると、非常に興奮しましたね」と、感慨深くコメント。
ジャニーズJr.時代からダンスのレベルはトップクラスで、単身米ニューヨークでダンス修行し、スペインで本格的にフラメンコを学んだりと、ダンスに情熱を注いでいる今井は、「日本にはたくさんの名ダンサーがいて、事務所の中にも東山(紀之)さん然り、鑑となる先輩がいる中で、僕が日本代表として出演できることはありがたいこと。この経験は、自分自身にとってもこの先なかなかないと思うので、このカンパニーの中で輝きたい」と、まっすぐな目で語った。
先月、滝沢秀明(30)とのデュオ『タッキー&翼』がめでたく10周年を迎えたが、「いまもツアーの真っ最中ですが、今年も非常に充実した日々を過ごさせていただいた。今年は滝翼の10周年という節目の中で、1年の締めくくりがこの『バーン・ザ・フロア』で、最高ですね」と、笑顔を見せた。
また、質疑応答では、今井がどの場面で出演するのか質問が飛んだが、関係者から「女性のダンサーとパートナーを組んでいただくことを考えているが、どの場面で出るのかはシークレット。しかし、ソロのパートでは、彼の得意なナンバーで組みたい」と返答が。これには、今井が「ジャニーズ事務所に所属していて、男とのダンスが多いので、こういった美しい女性陣と踊ることも自分にとって大きな刺激になると思う」と、ファンも嫉妬しそうな発言で沸かせる。
「各国のダンサーに負けない部分は? 新しい魔物は宿る?」という問いかけには、「ジャニーズ事務所に入るまでまったくダンスをやったことがなかったけど、オーディションのときにジャニー(喜多川)さんから『ユー、ダンスいいね』という言葉をもらって、僕自身ダンスに目覚めた」と、名物社長とのエピソードを明かし、「あれから17年経ったいま、こういったキャストと踊れるとは思ってもいなかった。ジャニーさんにも凄く感謝しているし、男らしさを出して、新しい魔物をお見せしたい」と、そのあまりにもキレのある動きのため、“今井翼の腰には魔物が宿る”というファンの間で伝説となっている部分にも、磨きをかけることを宣言した。
その他、発表会では、『バーン・ザ・フロアカンパニー』プロデューサーのハーレー・メドカフ氏、同カンパニー芸術監督・振付のジェイソン・ギルキソン氏からビデオメッセージも紹介された。













