歌手・美川憲一（66）が5日、都内で新事務所の設立会見を行った。
美川は自身のギャラ未払い、スタッフの給料遅配などを理由に、7月末に約25年間所属した芸能事務所『エービープロモーション』からの独立をすることが報じられ、その後もマスコミに対応していた。
6日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、新事務所名は『ABプロ』に決まったという。これは前事務所『エービープロモーション』の社名を踏襲しているそうで、美川は、「思い入れの強い会社名なんで。私の第2のスタートとなった事務所の名前ですから」と、説明。
さらに、前事務所の社長と会談したという、美川は、「こんな事になって申し訳ないと思っていないの？」と謝罪要求をし、社長に「本当に申し訳ない。すみません」と謝罪されたことも明かし「私も今回の件はこれで終わり、もうぐじゃぐじゃ言わないことにしました」と、解決に向かったことを報告。
ただし、、美川へのギャラの未払いは残っているそうで、「誠意を見せてほしい。今は向こうも大変でしょうから、いずれ見せてほしい」と、この部分にかんしては解決していないという。
また、この日は新曲『金（きん）の月』の発売日。“カネ”に縁があるタイトルになったことに「そうなのよ！ この騒動に合わせたわけじゃないんだけど…」と、笑うこととなった。
