お笑いコンビ・『品川庄司』が22日、都内で行われた『E★エブリスタ 電子書籍大賞2012』授賞式にモデル・菜々緒(23)、作家・田中康夫(56)、金沢伸明とともにプレゼンターとして出席。品川祐(40)は、先月末に左ヒザを骨折して以来、初の公の場で松葉杖姿で登場した。
株式会社エブリスタは、運営する小説・コミック投稿コミュニティ『E★エブリスタ』が主催する『E★エブリスタ電子書籍大賞』の大賞発表、並びに出版社6社による『出版社賞』授賞式を開催。才能豊かなクリエイターの応援を目的として、記念すべき第1回の開催となった。
『品川ヒロシ』名義で、作家・映画監督としても活動中の品川は、松葉杖をつきながら、痛々しい姿で「40歳になって、酔っ払ってはしゃいで、走って止まったら折れてました。4週間ぶりにギプスを取って、濡れタオルで拭きました」と挨拶。「実は庄司君も小説を出してるんですよ」と、相方の庄司智春(36)の執筆活動も紹介し、「全然売れてないけど、志茂田景樹さんが大絶賛していた」と芸人らしく笑いをとる。庄司も「2作品とも恋愛モノだけど、アマゾンで1円で売ってた」と悪ノリ。
紫のミニワンピで美脚を披露した菜々緒が、「まだお二人の作品は読んでないですね」とぶっちゃけると、品川も「正直がすぎますね」と苦笑い。庄司が「僕の本は1円ですから。送料だけで読めますよ」と勧めると、「じゃあ、そちらのほうを読みたいと思います」と答えた。
『出版社賞』で、10代と20代の恋愛部門があったことにちなみ、報道陣が「10代と20代は恋愛も違う？」と菜々緒に質問をぶつけると、「そんなに経験ないですけど、若さとか10代と20代ではだいぶ違う。見ていて、凄く楽しかった。読み手の感じ方も違うと思うので」と返答。さらに「いまの恋愛は順調ですか？」と、交際中の『T.M.Revolution』こと西川貴教(41)を連想させる追い討ちには、「はい、順調です。大丈夫です」と笑顔を見せた。
続いて、ケガのことを聞かれた品川は、「僕の骨折のニュースは、テレビで全然見ませんでしたよ。知っているのは、ヤフーニュースをこまめにチェックしてる人ぐらいですよ」とボヤキ節。しかも、骨折した明後日に風邪をひき、39度の熱が出るという憂き目に遭い、「薬箱の中からカコナールだと思ったら、庄司の結婚式の引き出物のシアワセニナールってクソつまんねえものが出てきたんですよ！」とぶっちゃけ、報道陣も爆笑！
酒を飲んだことが骨折の発端だったからか、「もうお酒やめます」と断酒宣言。冗談か本気かわからない部分もあったが、「骨折して1ヶ月ぐらい飲んでない。食事で、みんなが飲んで、僕だけ飲まないという状況が苦ではないので、やめてみようかな」と、まんざらでもなさそうだ。
話題が『ピース』綾部祐二(34)とタレント・藤田紀子(64)の熱愛報道に及ぶと、先日一緒に食事したという品川は「後輩といえども聞きづらいので、とりあえず“親方”と呼ぶようにしています」と、相撲絡みのコメントで沸かせる。庄司も「会えてないので何も知らないけど、本当だったらうまくいってほしい」と続くと、品川は「結婚式とかそういうことがあったらちょっとね。ややこしいことになりそう」と勝手な展開を描いていた。
授賞式の模様はニコニコ動画で生配信され、姫野春さんの『くくりひめ』が大賞を受賞。庄司が「彼女いらっしゃるんですよね？」と振り、なぜか公開プロポーズの流れになり、場内が沸く。だが、姫野さんが「プロポーズはまたの機会で」と、やんわりと拒否すると、品川が「そりゃそうだよ！ 芸人じゃないんだから、こんな人前で」と突っ込んでいた。
また、庄司から「来年出たいですね」と、まさかの発言も。「大賞を獲って、ニコ動を通じて、ミキティと叫びたい」と、相変わらず妻でタレント・藤本美貴(27)へのラブコールを送っていた。
出版社賞作品、受賞者は以下の通り。
●ホラーサスペンス部門双葉社賞…『くくりひめ』(姫野春)
●ミステリー部門角川書店賞…『秘密屋』(永堀大介)
●ヒーロー部門ブックウォーカー賞…『傾世のカフカ』(北条アキ)
●20代以上恋愛部門主婦の友社賞…『高嶺の花は咲いているか？』(桜瀬ひな)
●10代以上恋愛部門集英社賞…『嘘つきな月～secret』(シムカ)
●青春・友情部門小学館賞…『嘘つき彼女とニセ彼氏』(朝倉あおい)
