女優・高橋由美子(38)が13日、都内スタジオで米アニメ『ガーフィールド・ショー2』の公開アフレコ収録を行った。
アニメ専門チャンネル『カートゥーン ネットワーク』は、米人気新聞漫画から生まれた大食いのオレンジ色の猫・ガーフィールドが、大活躍する最新CGアニメシリーズ『ガーフィールド・ショー』シーズン2を9月22日より日本初独占放送。同アニメで海外アニメ声優初挑戦となる高橋は、自身が演じる女医キャラクター・リズよろしく、女医姿で登場した。
今回は「ダイエット作戦」というエピソードで、ガーフィールドの主治医であり、リズの恋人でもあるジョンが、ダイエットがうまくいってるかガーフィールドに監視カメラをつける内容。高橋は、台本と映像を交互に見ながら、リズの「ガーフィールドのためとはいえ、ちょっとかわいそうだったかも」「だまされちゃダメ！ 同情をひこうっていうこんたんよ」というセリフをアフレコした。
高橋といえば、1992年にWOWOWで放送された同アニメのエンディングテーマ曲「コートダジュールで逢いましょう」を歌っていたこともあり、「それが縁と言えば縁だったということもあるんですけど、今回は声優として関わらせていただくことになりました。20年経っての再会なんだな～」と感慨深げ。だが、同曲については、「もう忘れました。だいぶ歌ってないので。(音楽が)かかればわかりますけど」と、すっかり忘れている模様。
同アニメを「どちらかというと大人のアニメ。大人の人が見ても笑えて、ガハガハではなく、クスクスというウィットに富んだ感じ」と定義し、自身が担当したリズというキャラについて、「最初に映像を見たときに、大人っぽいイメージだった。キャピキャピした感じにしたほうがいいか悩んで、その中間で大人っぽいかわいさをアピールできたらなという感じで作ってみました」と解説した。
俳優として演じることより、「数倍難しい」と苦労したようで、「感情をすべてセリフにするのは大変ですね。ドラマとかだと、表情だったり、息づかいで表現することもあるんですけど。それに慣れるまで時間がかかりましたね」と、声優の難しさを実感。さらに「リズは大人のお姉さんで、キャリアウーマンで、性格がぶれない。私は、ぶれているところが多々あり、セリフが飛んだり、お芝居のスタイルを変えて、周りの俳優さんに迷惑をかけている」と反省しきりで、「50点ですかね。これからアフレコもあるので、まだのびしろがあるということで」と、自己採点も厳しかった。
だが、女医コスプレを褒められると、一転して笑顔に。フォトセッションでも、聴診器を手にノリノリで、「私的には不安要素がけっこうあったけど、『それなりに似合ってんじゃない？』と言われたので、恥ずかしい反面、着せてもらえてよかった。街に繰り出します。何本も注射打ちますよ！」と、報道陣を笑わせた。
自身も動物の中で、猫が一番好きとのことで、「快楽主義というか、自分が楽しいことには執着するけど、それ以外のことはどうでもいいタイプ」と、シンパシーを感じているよう。報道陣に「肉食系と草食系どちらがタイプ？」と聞かれると、「きっと肉食じゃないですかね。草食だったら、もう嫁にいってると思う。追い求めるほうが好き」と返答。
いまだ独身の高橋に「嫁に行く予定は？」と質問が飛ぶと、「ないですね！ 親には『言い切るな』と言われてますけど」ときっぱり。「相手は肉食、草食どっちでもいい。仕事のできる人がいいですね。芸能人じゃなくてもいい。爆弾発言か、これは(笑)」と、自分の発言に驚きつつも、「周りを見ていると、同業者同士で結婚すると大変そうですよ」と、相手選びには慎重なようだ。
『ガーフィールド・ショー2』は、『カートゥーン ネットワーク』で、9月22日より毎週土・日、午前7時30分～、午後5時～で放送！
