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【ロンドン五輪】競泳男子200Mバタフライ松田丈志、フェルプスに100分2秒及ばす銅メダル

 ロンドンオリンピック大会5日目の31日、競泳は男子200メートルバタフライ決勝が行われ、松田丈志(=コスモス薬品、28)が1分53秒21で銅メダルを獲得した。松田は2大会連続の銅メダルとなった。

 打倒マイケル・フェルプス(アメリカ)を目標に4年間頑張ってきた松田は、準決勝で全体のトップのタイムをマークするなど、意気込みも十分で決勝レースに臨んだ。

 スタート当初は、やや抑え気味で、3~4番手で泳ぎ、途中で2番手に浮上。最後の50メートルで3番手になったものの、そこからまた、追い上げ、フィニッシュ直前には、2位に入ったフェルプス、優勝したチャド・レクロー(南アフリカ)と、激しい争いを繰り広げた。

 1位のレクローは1分52秒96で、2位のフェルプスは1分53秒01。松田のタイムが1分53秒21だったので、100分の2秒、フェルプスに及ばなかった。

 松田は、「金メダル狙っていたのでちょっとそこは悔しいですけど、北京から4年、また、ここ(オリンピック)に戻ってこれて、メダル獲れて嬉しく思います。結果的に3番手でしたけれど、会心のレースができた」と、最後の最後まで、3人で争ったレースに満足そうだった。

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