人気声優・戸松遥(22)が、ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』(演出:中島淳彦)で舞台に初挑戦することが27日、分かった。
同ミュージカルは1995年に韓国の演劇街・大学路(テハンノ)での初演以来ロングランを誇る大人気ミュージカルで1996年に韓国ミュージカル大賞で作品賞・音楽賞を受賞。名立たる韓国俳優たちがスターへの登竜門として知られている。日本では3度目の再演となる。
ストーリーは俳優・駒田一演じる独身のドンウクが暮らすアパートに弟のドンヒョン(佐々木喜英)が雨の日に訪ねてくるところからスタート。数年ぶりの再会に最初はうまくいっていた2人だが次第に気まずくなってしまう。そこに、結婚盛り上げを仕事とする派手なコスチューム姿の戸松演じるユ・ミリが乱入するが、ミリは訪ねる家を間違えてしまったことに気づき落ち込んでしまう。そんなミリを2人が励ますうちに兄弟の心にも変化が現れ…。
28日付の日刊スポーツが報じており、ここ2、3年で新たな表現の形に挑戦したいと舞台を熱望していたという戸松は、「すべて初めての経験。何から何まで声で表現するので動き慣れていない」と、同紙にコメント。「舞台を経験した後で、自分はものすごく変わると思う」と、気合を入れていたという。
ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』は10月18~28日まで東京・青山円形劇場で、11月4日には福岡・黒崎ひびしんホールで上演!