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北川景子、映画観て私の顔が浮かんだら嫌!愛菜ちゃん手を叩いて苦笑い

20120107北川景子
左から真矢みき、北川景子、芦田愛菜、錦織監督

 女優・北川景子(25)が7日、都内で声優を務めた映画『マジック・ツリーハウス』(監督:錦織博/配給:ギャガ)初日舞台あいさつに、人気子役・芦田愛菜(7)、真矢みき(47)、 錦織監督(45)とともに登壇した。

 本が好きで聡明だけど気弱な兄・ジャック(北川)と、冒険好きな上に動物と仲良くなれる行動派の妹・アニー(芦田)。2人で森を探索中に見つけたツリーハウスの中には本があり開いてみると、強制的に時空旅行に出てしまうことに。ついた先は恐竜が生きる時代で、ティラノサウルスに追われながら偶然にもメダルを拾ったが、このことが縁で魔法使い・モーガン(真矢)からメダルを4つ集めることを頼まれ、冒険の旅に出るというアドベンチャーストーリーとなっている。

 歌手・植村花菜の楽曲『メッセージ』の爽やかな曲が流れる中、黒のシックなワンピースで登場した北川。「アフレコをしたのが昨年の夏でしたが、早くお届けしたいと思っていました。この日をみなさんと迎えられたことを嬉しく思います」と、ほほ笑む。

 今回は声優初挑戦なうえに、少年のジャックを演じたが、心がけたことがあったといい、「一見、ジャックは優しい感じなので、気弱かなと思うんですが、いざという時、決断できたり、妹を守れる芯のある人物だと思ったので、そこを意識してました。監督からも男の子っぽくなくていいよといわれたので、気楽に演じられました」。それでも、いつもの女優と勝手が違うところもあったようで、「普段は全身と顔を使って演じているので、マイクに向かって話しているというのが難しかったです」と、率直な感想も。

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愛菜ちゃんのコメントに北川ほっこり

 ジャックの声について、周囲からは、「北川さんの声に聞こえない」という声も多数上がり、真矢からも「いつ北川景子ちゃんが出てくると聞いたくらい分かりませんでした」というほどの出来というが、そんな声に北川は、「嬉しいです!初めて声優をやらせていただいたのに、子供で男の子と聞いていたので、できるのか不安でしたし、自分の声を聞くのは違和感があったので。いつもの私の声に聞こえて、映画を観て私の顔が浮かんだら嫌だなと思っていたんです。だから、違う人の声に聞こえたと聞いて嬉しいんです」と、新境地を開けたことにやりがいを感じられたようだ。

 アフレコについては、盛り上がったようで、芦田が、「北川さんと一緒に、『やったー!』というセリフで手を叩いちゃって、『動くと音が入るからね』といわれました」と、苦笑いすれば、真矢は「2人のおかげで倍以上の力を発揮できました」と、雰囲気はよかったそう。

20120107北川景子
今年の目標は

 また、本に入れるとしたらと尋ねられた北川は、「ジャックぐらいのときは若草物語を読んでいたのでその中に行けたら」と、乙女チックなことも語ったが、2012年の抱負を書いた『マジック・ツリー』絵馬には「体を鍛える」と記載し、「ジャックとアニーの探究心を見習って、冒険したいのですが、体を鍛えないといろんなところに行けないので、健康を気遣うというか基礎体力を上げる年にしたいと思います」と、現実的な一面も見せていた。

 北川から、「小さな子供が本を読んでみようかなという気持ちを得られますし、大人はキラキラした好奇心を取り戻す作品かなと思います。前向きなメッセージ性のある映画です、この映画よかったよと周りの方に言っていただければ」と、PRされた同作は1月7日より全国公開!

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