桂三枝改め六代目桂文枝 襲名披露で異例の新ネタ!

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 桂三枝改め六代目桂文枝(69)の襲名披露公演が16日、大阪・なんばグランド花月で行われた。

 晴れの舞台では、十八番を演じるのが通例だが、文枝は三枝時代の代名詞となった創作落語をネタ下ろしで披露。借家からマンションへの引越しを境に、愛犬・サニーを手放す男性の姿を描いた『さよならサニー』で、犬の名前に若手時代からの自身の愛称を重ねた。「いままで楽しいことも、しんどいこともサニーと一緒やった。ありがとう、サニー」というセリフもあり、三枝への惜別の思いを込め、新たなステージへの旅たちを誓った。

 17日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、文枝はクライマックスで涙をにじませる大熱演。「これで桂三枝とお別れするんだという思いを込めた。ただ、三枝がなくなるわけでなく、三枝がパワーアップして文枝になるんだととらえたい」と、力強く語った。

 また、この日は文枝の69歳の誕生日でもあり、文枝として初お目見えとなった口上には、笑福亭松之助(86)、桂春團治(82)、笑福亭仁鶴(75)、三遊亭圓歌(83)、桂歌丸(75)、桂ざこば(64)ら東西の名人が揃い、華を添えた。

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