
麻布十番が生んだメタルアイドルユニット『アリス十番』が12日、都内スタジオより生配信されたUSTREAM『musicる さーずでい』に、デビューシングル「夏だね☆/負けないで☆」がオリコンウィークリーチャート21位だったことを記念して、ゲスト出演した。
『ももいろクローバーZ』らに楽曲を提供している音楽プロデューサー・ヒャダイン(32)がMCを務める音楽番組『musicる』(テレビ朝日系、月曜・深夜1時21分~)の番外編として、インターネット放送USTREAMで生配信されている同番組。スタジオには数名だが、ハッピを着た熱狂的なファンも集まり、藤崎麻美(22)、月村麗華(25)、桜のどか(21)、森カノン(22)、塩谷彩香(19)、桐谷真央(18)、早瀬愛夢(21)、立花あんな(20)、渡辺まあり(22)、麻友美(21)のメンバー10人が登場すると、拍手と歓声で迎え入れた。
のっけから麻が自分の口の中でクラッカーを鳴らす荒業を披露し、ヒャダインもびっくり! この空気をなんとか戻そうと、リーダーの桜が、「まだデビューして1年足らずなんですけど、インディーズでCDを出して、総合チャートで21位を獲得できました! 本当に、本当にありがとうございます」とファンに向かって感謝のメッセージを送る。
だが、『アリス十番』の“総長”月村が、「地下アイドルってバカにされて、いろんなことがあった。信じてた仲間がいきなり失踪したり、メンバーがいきなり男性と付き合って解雇になっちゃったり、ツイッターで変なことつぶやいたり、変な写真を載せたりする子もいたりして…」と、自分たちのことをネタにしつつ、「ヒャダインさんにもバカにされてきた感があったので、きょうはシャザイン(謝罪)してもらいたいです」と、なんと謝罪を要求!
だが、ヒャダインは「たしかに21位というのは素晴らしい結果ですけど、トップ20にいかないと。ウチらだってあなたたちのプロモーションを応援してたんですよ」と謝る気はさらさらなく、「謝罪なんて…こっちが感謝される立場ですよ。謝るのはそっちですよ!」と、むしろ逆謝罪を突きつける。これにアリスプロジェクトの社長も「謝ってください。20位以内になってから出直しましょう」と謝罪を促すと、メンバーたちは納得しない表情ながらも、「はい…」と返答。
代表して、森が得意の三点倒立のポーズで「ヒャダインさん、どうもすみませんでした」と謝るも、どうも締まらない。さらに麻が、マイペースに再び口の中でクラッカーを鳴らし、スタジオが失笑に包まれる。
ここで、ヒャダインがアリスプロジェクトのアイドルたちによる今年のカレンダーを持ち出し、「不自然に黒く塗りつぶされていますね~」と“解雇カレンダー”を公開する悪ノリ! 「今回、21位に入ったことでギャラも上がるんじゃないですか?」と、一度は『アリス十番』を持ち上げたが、最年長の月村に対し、「タイムリミットも近いでしょうし…」と、またもや苦言。これに社長は「タイムリミットについて真剣に話し合いました。僕は社長として、彼女と契約を延長していいのかどうか」と、まさかのシビアな話題へ。だが、「話し合いの結果、契約を延長することにしました」とのことで、周りのメンバーもファンも拍手で祝福。さらに社長が「『君を使うメリットはなんだ?』と彼女に聞いたら、『私は、みんながケガしても、私は絶対ケガしない自信があります!』と言われた」と明かすと、スタジオ内が爆笑! 月村は「誰よりも年だけど、誰よりも健康です!」と胸を張った。
そして、いよいよスタジオでのライブへ。舞台裏でしか見られないであろう、メンバーによるライブ前の円陣も披露し、1曲目は「シンデレラ」。ジェイソンマスクで登場し、ジェット風船の“風子”と“雷子”も膨らみ、同曲でお約束のファンを右、左へと動かすアクションも。もちろんヘドバンもあり、極めつけは藤崎と月村のダイブ!
「夏だね☆」、「負けないで☆」では、PVでも使用されたゴムボートが持ち込まれ、ファンが大海原となり、藤崎をそれに乗っける。メンバーも言われっ放しだったうっぷんを晴らすかのように、タオルやフランクフルトのゴム風船でヒャダインを叩き、反撃! なぜかヒャダインもメンバーと一緒に踊るはめになり、激しく息切れしていた。
メンバーの攻撃と、激しいダンスでヘロヘロのヒャダインだったが、「若干ファンになりました」と発言すると、メンバーも大喜び! さらに音楽プロデューサーの立場から、「曲は本当に素晴らしいです」と認めていた。なお、この生配信は、同番組過去最高の7000視聴オーバーを達成!
テレビ朝日の公式着うたサイト『テレ朝サウンド』にて、「夏だね☆」は配信中。7月14日、芝浦 studio Cube 326でアリスプロジェクトの恒例ライブ『シバポップフェスティバル』を開催。




















