NO IMAGE

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
『女優 枯葉に落ちる優しい雨のように』を熱唱する河村隆一

 歌手・河村隆一(42)が8日、都内で主題歌を歌った劇場版『女優』(監督:寺西一浩/配給:株式会社DECCI)プレミア上映会に、女優・林丹丹(22)、岩佐真悠子(25)、あやまん監督(41)、小田切恵子(27)、中野良子(62)、タレント・杉村太蔵(32)、参議院議員・蓮舫(44)、ファッションデザイナー・桂由美、寺西監督ら22人で登壇した。

 中国・上海で、親戚の営む上海の小さなクリーニング店で働きながら、いつか女優になることを夢見て、演劇学校で芝居の勉強を続ける小麗(林)。そんな小麗に、日中合作映画『女優』のオーディション合格通知が届いたことから、来日する小麗。本気で大女優になりたいと願う小麗に、特別な思いを感じたプロダクションの敏腕社長・加賀明子(秋本奈緒美)は、事務所に誘い、全力で小麗を女優へと育て上げていく。しかし、2人の間にはある過去が隠されており…。

 河村の新曲が場内に流れるなか、幕が開き、出演者らがお披露目。まずは、寺西監督から、「文化と文化の違いで脚本23回書きなおして、先月、『第十五回上海国際映画祭』ではいろんな方にお世話になりまして、中国で映画をPRすることができました。11月3日からロードショーなのでよろしくお願いします」と、あいさつする。

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」

 小麗を演じた林は、「私の初主演なので楽しみです。楽しみ半分ですが、共感できた芝居ができているか不安もあります」と、率直な感想を。

 河村は作品の音楽を担当したきっかけは、台本を読んで感動したからといい、「粗編集の段階から100回観ました。現場はどういうところかなと思っていますと、中華料理屋のシーンを観ていた時に、その場所なりの音があって、想像する音があって楽しかったです。1人1人のキャストの方が熱意を持っていることを感じました。芝居の隙間を埋めないように聞く音楽と言うよりは聞こえる音楽を目ざしました」と、感想を語る。

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
蓮舫議員から花束も

 さらに、日中国交正常化40周年という作品の節目の曲になったため、主題歌タイトルをアジア全土から一般公募していたが、6万5427通の応募があったといい、河村が「ストレートなタイトルでした」という、大阪府在住の方の『女優 枯葉に落ちる優しい雨のように』に決定したことも発表。

 河村は「女優という生き様とかを楽曲に込めました。一緒にものを作ったという感じです」と、思いを。タイトルの選定には「悩みました」と、苦悩を明かし、「どの方のタイトルもいろんな見方をするとすべて正しいと思いました。『優しい雨』というタイトルが、優しい涙を感じさせたいいタイトルだった」と、解説していた。

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
上演後ミニライブが開催

 試写会終了後には河村によるミニライブが開催。途中のMCでは、「今回の作品にかかわらせて頂いて、音楽の難しさに直面しまして、1人1人の女優さんの息遣いを潰してしまうというのが難しくて、結構産みの苦しみがありました」と、しみじみと語る河村。

 また、「舞台は総合芸術の頂点にあるものだと思っています。いつも自分のために曲を書くことが多くて、自分のために歌うことが多いのですが、きょうは来てくださったみなさまのために歌います」と、『女優 枯葉に落ちる優しい雨のように』など3曲を披露した。

 劇場版『女優』は11月3日より全国公開!

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
河村隆一
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
林丹丹
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
小田切恵子
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
杉村太蔵
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
蓮舫議員
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
あやまん監督
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
中野良子
河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」
桂由美

河村隆一ソロ15周年新曲で「音楽の難しさに直面」

広告