オリジナルアニメ『ガールズ&パンツァー』に出演している声優・渕上舞、茅野愛衣、福圓美里が10月4日東京・世田谷区「駒沢オリンピック公園【中央広場】」で行われたグルメイベント『茨城をたべよう収穫祭~食の宝庫グルメセレクション~』のトークショーに出席した。
取材・撮影:伊藤直樹 ©ニュースラウンジ/エッジライン
トップ写真は、鎧塚俊彦シェフ「Toshi Yoroizuka」のマロンパイを片手にカメラマンにアイドルポーズでキメる渕上舞
『茨城をたべよう収穫祭』は、昨年の大井競馬場に続き、都内で2度目の開催。今年は❝茨城自慢のグルメ❞ を全面に打ち出してさらにパワーアップ!!ミシュランやゴ・エ・ミヨに掲載される名店の限定オリジナルグルメが登場するほか、茨城県民がこよなく愛する地元最強グルメ店など、総勢 70 を超える茨城自慢の出店者が駒沢に大集結した。普段はイベントで目にすることのない茨城自慢のグルメが一堂に会したイベント。
アニメ『ガールズ&パンツァー』は作品としてももちろん大人気だが、茨城県大洗町の知名度を全世界に知らしめた。2012年のアニメ放送以来、年間15万人以上のファンが“聖地巡礼”で訪れて、観光客数が大幅に増えたという。
また、毎年11月に大洗町で行われる「あんこう祭り」にキャストトークショーのゲストに数名のメンバーが出演するなど、地元との結びつきも強い。その関係もあって、今回、トークショーが開かれた。
あんこうチーム西住みほ役 渕上舞
あんこうチーム武部沙織役 茅野愛衣
カメさんチーム(生徒会チーム)角谷杏役(かどたに あんず) 福圓美里
MCは元文化放送でフリーアナウンサーの寺島尚正。
渕上舞は「はい、皆さんこんにちは。なんとか天気持ってくれてよかった。ということで西住みほ役みんなのアイドル渕上舞だよ」と、自他ともに認める“雨女”の渕上らしい自虐のあいさつで、観覧に訪れた熱烈な“ガルパンファン”も盛り上がった。
茅野愛衣は「楽しんでますか。武部沙織、実は広報担当なので、今回は選抜メンバーとして来ることができました。もうたくさん茨城の美味しいもの食べて帰りたいと思います」とあいさつ。
福圓美里は「今日はいも担当としてここに来ることかできました。皆さんに会えて嬉しいです。なんか大洗でいるような気持ちにちょっと今なっちゃったりとかしてるよね」というと、他の2人からも「してるよねー」と同意の声が上がり、会場からは拍手が起こり、開始第一声から、まさに“ホーム”のような一体感に包まれた。
これに大井川和彦茨城県知事も「私、最初の選挙の時(2017年)にですね、実は皆さんが大洗でイベントに参加していただいて、2000人ぐらいのたくさんの方々の前でイベントしてるところに、私、飛び込みでちょっとお話させていただいてですね、若干選挙活動させていただいて、大変感謝しております」と、関係性のエピソードをなごやかに語った。
【知事オススメの茨城おすすめグルメを試食 試食で至福タイム】
渕上舞 著名シェフ出店ブースより鎧塚俊彦シェフ「Toshi Yoroizuka」のマロンパイ
茅野愛衣 グルメ出展ブースより鹿島市 はまぐり焼き
福園美里 グルメ出展ブースより「ジミーズコーヒースタンド」ほしいもシェイク
渕上は「おしゃれな形状だ。(あえてフォークもスプーンもなく、このままガブリといったら)これ、口真っ白になりそうだけど大丈夫か?」と、言いつつガブリと大胆にいった!(栗は茨城県が全国生産量一位)
鹿嶋市は太平洋沿岸に位置して名物の鹿島ハマグリ。通常8センチぐらいだが、今回は10センチぐらいある。旨味成分たっぷり含まれていて、熱を通すことでその旨味がさらに引き立つ。焼きハマグリにぴったり。また、アミノ酸も豊富で濃厚な味わいが楽しめる。
身が厚くてぷりぷりとした食感も特徴。
と、聞くだけでよだれが垂れそうな解説文に、茅野が「その通り!日本酒があれば…ビールかなぁ?」というとファンからも笑いとともに「かや飲みー」との声が。
ほかの二人からも福圓は「今日はサンダースジャケット(ガールズ&パンツァー 劇場版 サンダース大学付属高校ジャケット)を着ているのでさすがに…ちょっと今日はさすがに私たちちょっとまだ学生なんで…」と、役柄が高校生であること制服を着ていることに触れる。
が、大井川知事は「県内のクラフトビールを全部集めたクラフトビールのお店を出しました」というと、茅野は「実は私たちはもうさっきメニューを見させてもらって、どれを買うか決めてます・終わったらサンダースジャケットを脱いでグビッと!」。さらに渕上が「私は4種類とだけ伝えて、茅野ちゃんに全部(まかせて)」と、すでに手配済みだという。
大井川知事 (「ほしいもシェイク」の干し芋について、)茨城県は干し芋のシェアが90パーセントで、この前、茨城県が主催して「ほしいもグランプリ」(2025年1月10日)を行いました。全国規模で北は北海道から南は鹿児島から、干し芋を作っていらっしゃる方に集まっていただいてコンテストをやりました。そこで1位から3位まで茨城県が独占しました。
福園 「めっちゃうまいっす。これ」と低音で素の声に戻って(?)感想を。「めっちゃうまいです。下にカラメルみたいなのが入ってて、甘みが調節できるんですけど、なんかあれです、すごい自然な味ですね。なんかゴリゴリ、ゴリゴリやったんでーっていう感じじゃなくて、美味しい。本当美味しいです。サツマイモシェイクとは違う味がする。ちょっと濃厚な感じはやっぱある。なんか後味がなんか干し芋なのさつまいもじゃないの。なんて説明すればいいんだろう。すごい食レポとして最悪なんだけど」と初体験の味に戸惑いつつも必死に味を伝えようとする。
MC 茨城県の干し芋は甘みが強くてしっとりもちもちの触感が特徴で、栄養価が高くてヘルシーなさつまいもを使って自然な甘みを生かしたご当地グルメ。
知事 ええ、ほんとにもう、出店していただいたところ、ほぼほぼみんな茨城県のお店ですので、ぜひですね、ここで味わって美味しいなと思ったら、茨城県に遊びに来ていただきたいですね。水戸までもう大体ね、特急乗っちゃえば、電車で1時間。筑波とか土浦とか近いとこもいっぱいありますし、色々楽しめますので。栗だとか干し芋って農産物になりますが、水産物もそうなんですね。はい。先ほどちょっとご紹介した常陸乃国しらすとか、常陸乃国伊勢海老とかですね。最近、他にもアジとかサバとかですね、様々なものの漁獲量もありますし。本当に鮮度の高い、それで地元でたくさん味わいますので、ぜひ遊びに来ていただきたいですね」とアピールして降壇した。
※場面転換でメニューを下げようとすると、「あっ、持って帰らないでください」と福圓がいうと、渕上も茅野も「まだ。食べたい」と同意。下げずに置いておいてもらうことに。
【ガールズ&パンツァーの話が来たとき】
ガルパンは、戦車を用いた武芸、戦車道が大和なでしこのたしなみとされる世界を舞台に、戦車道に打ち込む女子高校生たちの成長や友情を描いた人気アニメ。戦車道という一見奇抜なストーリーに思えるんですけれども。お話が来た時ってどんな感じだったんですか。
渕上 オーディションだったんですけれども、そんなに深いところの説明まではなくて、ほんとにキャラクターのイラストと、女子高生であるということと、戦車に乗りますよというぐらいの設定だったので、何もわかりませんでした。
茅野 私もオーディションを受けたのが最初で、やっぱりオリジナル作品で、あんまり私たち情報を得られないのの受けることが多いんですよ。なので、ほんとにまいまいの言うように、ほぼ何もわからないままオーディションを受け、決まりました。って言われて、アフレコをしてても何が起きてるのかいまいちよくわかんないっていう。ちょっとここだけの話なんですけど、いつもアフレコの時って絵が全てできているわけではないんです。(小声で)戦車は四角い箱みたいな…そういう監督が書いたラフなものに当てることもやっぱりあるので、きっと何かすごいことが起きるっていうのを想像しながら私たちはお芝居させてもらうっていうのがあった。
渕上 そうですね。やっぱり知識もね、そもそもそのほぼないに近い状態だったのもあって、何がどう動いているのかもわからないし、一応ト書きという感じで、その台本に何がどうって、書いてはあるんですけども、やっぱりその文章で読んだところでいまいち想像できない。
福圓 出来上がるといつもびっくりしない?なんか…こう…うわぁっていう、なんか。独特なテンポ感の作品でもあるから、なんか完成して、音がついて、色がついて、あーあーっていう。オンエア始まってしっくり来たみたいなところが大きかったです。
福圓 (福圓さんはオーディション?)私違うの。多分あんこうチーム以外はオーディションじゃない。わかんないけど。とりあえず生徒会はオーディションじゃなかったので、余計わかんないよね。だから、戦車道って言われても、なんか最初、道?あ、で、なんか華道、茶道、戦車道みたい、わかるようでわかんないみたいな感じ。私が「部活ですか」とか聞いたら、「うん、部活じゃないです」みたいな。
茅野 でも人の生き死にがない。平和ですみたいな。
福圓 最初、「死んじゃうんですか私」って聞いたら、「死ぬとかないから」みたいな。
渕上 でもそこもわかんない。その戦車で女子高生が戦うって言っても、どれぐらいの戦うレベルなのか、なんかどれぐらいこう、誰が傷つくようなものがあるのかとか、それとも、もっともっとこう、カジュアルな感じなのか、それこそ部活じゃないです、それくらいの感じなのかっていうのも、ほんと毎回毎回台本をいただいて、蓋を開けてみてわかるっていうのがあったので、なんか出演者、演者でありつつも一視聴者みたいな感覚でした。
福圓 最初は結構難しい、ピンチになった時のその切迫度みたいなのが。生死、なんかもう、どのぐらいの質間でいくかとかって、結構だんだん出来上がっていったっていうか。
なんかこう、調整、ディレクションで調整してもらいながらとか、だんだんこう、ガルパンのこの空気みたいなのが出来上がってったなって、思います。
【関連記事】
グルメイベント『茨城をたべよう収穫祭』、大井川和彦知事がPR!「常陸牛、メロン、梨などブランド化も…」
【トークショー中編】
ガルパン声優・渕上舞、茅野愛衣、福圓美里「茨城をたべよう収穫祭」!やられた時に「ドラえもんみたいに…」【中編】
【トークショー後編】
ガルパン声優・渕上舞、茅野愛衣、福圓美里「茨城をたべよう収穫祭」登場!「渕上様の力と私たち晴れめの…」【後編】












