梶原一騎さん実弟・真樹日佐夫さん急死 作家、空手家として活動

　漫画原作者・梶原一騎さんの実弟で、作家・真樹日佐夫さんが、神奈川県鎌倉市内の病院で亡くなったことが2日、わかった。71歳だった。

　関係者によると、自身が所有するクルーザーに乗り込む際に倒れ、病院に運ばれたが、死亡したとのこと。死亡日時や死因などは不明という。

　3日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙で報じられており、真樹さんは1940年6月16日、東京都生まれで、本名は高森真土(たかもりまつち)。『タイガーマスク』『巨人の星』『あしたのジョー』などで知られる漫画原作者・梶原一騎さんの実弟で、空手家、映画プロデューサーとしても活動していた。

　真樹さんは68年、『凶器』で第33回オール読物新人賞を受賞し、梶原さんの紹介で極真会館総本部に入門、80年に真樹道場を設立。近年は、「サンデージャポン」(TBS系)にサンジャポファミリーとしてゲスト出演し、映画「タイガーマスク」の実写版公開を目指していた。