<日本初>株式会社システムコンシェルジュ、イノベーションの国際標準規格「ISO56002」を取得

株式会社システムコンシェルジュ(東京都千代田区、代表取締役社長:飯田 健夫)は、イノベーション・マネジメントシステムの国際標準規格「ISO56002」の認証を日本国内で初めて取得しましたのでお知らせをいたします。

https://systemcon.co.jp/resoueces/articles/press/press-20240123/

株式会社システムコンシェルジュ 表取締役社長 飯田 健夫(写真右)/BSIグループジャパン株式会社 業本部長 楠本 寛斎(写真左)

1. イノベーションの国際標準規格「ISO56002」とは

「ISO56002」は、世界中のイノベーションを起こした企業のマネジメント手法を分析し、考え方や方法論を標準化したイノベーション・マネジメントシステムの国際標準規格です。新しい価値を創出し、価値の継続と向上を実現するためのガイドラインです。

2. なぜ認証取得を行なったのか

現在のビジネス環境は予測が困難な状況であるため、当社は継続的に成長するにはイノベーションの仕組みが必要不可欠と判断しました。自ら構築したイノベーションの仕組みが第三者によって正誤判定されることが重要と考え、BSI(British Standards Institution, 英国規格協会)の日本法人であるBSI グループジャパン株式会社の審査を経て、日本国内で初めてとなるISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)の認証を取得しました。

当社が、ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)の仕組みを構築し、認証取得を行なった、主な理由は以下の3つとなります。

● お客さまに継続して価値あるサービスを提供すること

● ビジネス環境に対する「変化の予測」と「変化への早期対応」を可能にすること

● 特定メンバーだけで考える狭い範囲ではなく、組織内外のメンバーによる広範囲な価値創造の仕組みを構築すること

3. 短期間で認証取得できた理由

日本国内では前例がないISO56002の認証取得であったため、外部のコンサル会社に相談ができず、試行錯誤するなかで約3ヶ月という短期間で取得できた理由は、経営トップの強いコミットメント、イノベーション・アンバサダーの選出とイノベーション推進室の設立、一般社団法人Japan Innovation Network (以下、JIN) が提供するIMS学習プログラムという支援体制、イノベーション管理ツール『IdeaScale』、プロジェクト管理ツール『ONES Project』、ナレッジ管理『ONES Wiki』という3つの優れたITツールを活用した仕組みによって日本初の認証を短期間で取得することができました。

4. 当社のイノベーション組織の強み

認証審査機関であるBSI グループジャパン株式会社の審査報告書より、以下の6つの組織の強みが報告されました。

【組織の強み】

・適切なリスクマネジメントに向け導入されたマネジメントシステムの有効性に対するトップのコミットメント

・イノベーション活動を推進するために導入されたソフトウェアプラットフォームと効果的な運用

・情報収集を通じて機会と脅威の可視化、及びイノベーション活動を通じて市場の変化を敏感に察知

・組織内にイノベーション文化が浸透している

・法規制に関する監視と順守

・インセンティブ制度が確立され、イノベーターの活動が保護されている

5. 今後の取り組み

当社は、イノベーションの成熟度、イノベーション推進責任者やメンバーの力量を定義し、イノベーション活動の現在位置を管理しています。現時点では、ISO56002の認証を取得してもイノベーションの成熟度は十分ではないと考えています。私たちはイノベーションの成熟度を次の段階で移行し、お客様、取引先様、従業員へ価値あるサービスを提供する企業であり続ける活動をしてまいります。

■株式会社システムコンシェルジュについて

株式会社システムコンシェルジュは、お客様の経営課題や業務課題をIT技術とイノベーションによる革新的なアイデアで解決するソリューションプロバイダです。お客様の問題に寄り添い、共に解決策を見出し、共に成長を遂げることを経営の理念としており、お客様の持続可能な発展をサポートするサービスを提供しています。

公式HP URL                 : https://systemcon.co.jp/resoueces/articles/press/press-20240123/

オウンドメディア(イノベーションワールド)URL: https://innovation.systemcon.co.jp/

■BSI(英国規格協会)とBSI グループジャパン株式会社

BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。

BSI グループジャパン株式会社は、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービス及びトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。

URL: http://www.bsigroup.com/ja-JP/

■BSI グループジャパン株式会社 代表取締役社長 漆原 将樹のコメント

18年前、IT業界において高付加価値のサービスを提供する会社にしたいという思いにより、社名に“コンシェルジュ”を付けたと社長の飯田様は仰っていました。その社名の通り、従業員、お客様、関連する組織全てをパートナーとして、共に課題を解決しながら成長を続けられています。

イノベーションの成功には、リーダーシップ、失敗を恐れないオープンで柔軟な環境や新しい取り組みを奨励するカルチャーなど、あらゆる要素が必要になります。

今回のシステムコンシェルジュ様の日本初となる挑戦においては、まさにその取り組みの過程こそがイノベ―ションであり、この挑戦を支えたのはこれまで培われてきた、失敗を恐れず共に課題を解決していくというカルチャーがあったからこそと思います。

日本はイノベーションが興りにくい国と言われていますが、今後、イノベーションをリードする“コンシェルジュ”として、共に新しい価値の創造を推進して頂くことを期待しております。この度の意欲的なチャレンジに認証機関として携われたことをまことに光栄に思います。

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