Z世代を含む若手エンジニアの閉そく感を打破するプロジェクト始動!その解決策とは

Z世代を含む若手エンジニアの閉そく感を打破するプロジェクト始動!その解決策とは

Z世代を含む若手エンジニアの閉そく感を打破するプロジェクト始動!その解決策とは

 フードテックやソーシャルゲームの開発・運営からアドテク、メディア事業など、多様な事業領域に展開している株式会社レアゾン・ホールディングスが、エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためのプロジェクト『GIFTech 〜テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能〜』発表会を15日都内で開催した。

 写真は、左から株式会社レアゾン・ホールディングスの大泉共弘氏、Z世代エンジニア代表として同社の窪田浩之氏と佐藤貴子氏、株式会社Preferred Roboticsの寺田耕志氏、menu株式会社の友兼論史氏

 GIFTechは「Gifted(=才覚のある)」と「Tech」の造語で、【仲間との共創能力に長け、プロダクトやサービスを0から開発ができるエンジニア】の育成を目指していく。その特徴について、GIFTechの責任者でレアゾン・ホールディングスのクリエイティブディレクター大泉共弘氏は、「エンジニアにとって、そういった才能を身につけるために、主催者側の知見に偏ることなく、多様なテックカンパニーと共創し、勉強する場を設け、あるいはコンテンツなどを制作して」いくことが大事だという。

 ポイントは「0から開発ができるスキルを身につける」と「仲間と共創能力を習得する」の二つ。一つ目の【0から開発ができるスキルを身につける】は、MVP(Minimum Viable Product =ターゲットユーザーが最低限満足をする最低限のプロダクトやサービス)時にフォーカスして、著名企業のプロダクトやサービスの開発ストーリーを追うことで、その時にどういった裁量で判断があったのか、どういった形でスキルが必要だったのかを知ってもらい、必要なスキルを学んでいただきます」(大泉氏)

 二つ目の【仲間と共創能力を習得する】は、「いまのエンジニアはたった一人で全てのものが完結できるわけではない。仲間との共創。エンジニア同士の共創。非エンジニア、特にクリエイターとの共創を大切にしています。国内屈指のクリエイティブ力を誇るAOI TYO Groupの協力を経て、クリエイターと共にプロダクト(開発)することで、仲間と共創する能力を習得する形になっています」(大泉氏)。

Z世代を含む若手エンジニアの閉そく感を打破するプロジェクト始動!その解決策とは

 GIFTechの責任者でレアゾン・ホールディングスのクリエイティブディレクター大泉共弘氏は、「いまのエンジニアはたった一人で全てのものが完結できるわけではない。仲間との共創。エンジニア同士の共創。非エンジニア、特にクリエイターとの共創が大切です。ビジネス・クリエイティビティ・テクノロジーの3点を抑えることが重要で、クリエイティビティはあるがビジネス・テクノロジーは全く知らないでは通用しない。逆にテクノロジーが10の力を持っていても、他が0ではやはりダメ。自分が長けている能力と、他の領域を横断する能力が必要」だといい、この3つのスキルを効率よく学ぶために、不特定多数は難しいので、まずは「N1(たった一人)に絞る。

 実践の場として、昨年レアゾンがAOI TYO Groupと共に開発し【N1(=たった一人)エンジニアリング】実施。たったひとりが満足する究極のパーソナライズサービスを作る。
 「多くのエンジニアが最初から大きなプロダクトやサービスに従事してアップデートする中で、N1であってもゼロから作り、ものづくりの楽しさ体験することが、とても大切に思っている」(大泉氏)。

 このポイント2つを含めたものが今年の3月に開催される「GFTech2024春」。無料で参加でき、ハッカソンやアカデミーを開催。これら全てをYouTube『GIFTech CH』に映像化することでエンジニアの方々が教養を深めるプラットホームにしていただきたいと思っているという。

 こうしたプロジェクトを発足するきっかけとなったのは、社内と全国のZ世代エンジニアを対象に行った意識調査のギャップだったという。全国のZ世代エンジニアを対象に行った意識調査では、エンジニアという職業に対して「やりがいを感じていない・やや感じていない」(48%)、「将来(キャリア)に対してポジティブなイメージを持てない・あまり持てない」(45%)など、自社や取引がある会社4社に所属するエンジニアと全国のエンジニアでは、成長意識における格差が生じている実態が見えてきた。そこで、エンジニアがやりがいを感じ、大きく成長できる機会創出が早期に必要と感じ、なりたいエンジニア像を目指せるZ世代を含む若手エンジニア向けのプロジェクト開発だったという。

 後半のトークセッションでは、株式会社レアゾン・ホールディングスのエンジニア佐藤貴子氏、menu株式会社 開発責任者の友兼論史氏、株式会社Preferred Roboticsのソフトウェアエンジニアの寺田耕志氏が登壇。「N1エンジニアリング」「仲間との共創」「AI時代に求められる次世代エンジニア」をテーマにトークを行った。

 レアゾン・ホールディングス:https://reazon.jp/
 GIFTech:https://giftech.io/
 OFFICIAL YouTube「GIFTech CH」:https://www.youtube.com/@GIFTechCH

 

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社内・取引先会社のZ世代エンジニア意識調査
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Z世代を含む若手エンジニアの閉そく感を打破するプロジェクト始動!その解決策とは
全国のZ世代エンジニアを対象に行った意識調査
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全国のZ世代エンジニアを対象に行った意識調査


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【N1エンジニアリング】で開発したアプリ


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