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戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動

戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動
チェアパーソンの戸田恵子

 女優・戸田恵子(54)、タレントの中山秀征(44)、フリーアナウンサーの内田恭子(35)が24日、都内で行われた「日本で唯一の“子どもたち世界映画祭”第 20 回 キンダー・フィル ムェステバル記者発表会」に出席した。

 今年 20 回目を迎える同映画祭は、ベルリン国際映画祭児童映画部門の協力を得て1992年にスタート。日本の子どもたちのために世界中から集めた映画を声優の生アフレコで上映する国際映画祭。今年も100本以上の候補作品から長編4本、短編10本を上演する。

 昨年より、戸田が実行委員長「映画祭チェアパーソン」に就任。今年から新たに「広報宣伝大使」として、中山と内田が就任した。

 ベルリンに実情視察に訪れたという戸田は、「ミーティングをすればするほど、日本では子供たちのための映画への認識が薄い。日本のアニメもクオリティーが高いですが、世界はさまざまなジャンルの切り口のお国柄が出ている作品がたくさんある。昔、日本でもあった子供向けの実写版映画もみあたらない。世界ではまだ、そういう映画を作っている。また、絵が動かないアニメーションの世界もある」と、世界と比べて日本の問題意識の低さを指摘。

戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動

 さらに、「まだまだ広がりが見えないので、子供にみてもらいたいけど、親にもみてもらいたい。中山さん、内田さんに応援していただけるのは心強い。定着させるところから始めて。たくさんの人に知っていただきたい」と、訴えた。

戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動
宣伝大使として活動したい

 昨年に続き2回目の参加となった中山は、「戸田さん始め映画に対する思い、子供たちに対する思いの熱を感じまして、吹き替えやらせてもらいました。食い入るように見ている子供たちやお父さん、お母さんたちのスクリーンを見ている姿に感動しました。昨年は戦争についての作品をやらせていただき、戦争の意味のなさ、国境で何が起きているかが、子供たちにわかりやすく説明できた作品でした。まだ、見ていない人、知らない人が多くいるので、宣伝大使として活動していきたい」と、意義を強調した。

 2年前から3回目の参加となる内田は、「何と夢のある映画祭なんだろう。読んでいるときも子供たちのリアクション、笑い声、息をのむ声などが聴けるのが楽しい。フジテレビ時代の仲間のアナウンサーやママ友と読み聞かせのボランティアもしているので、仲間たちも取り入れることが出来たら。一人でも多くのひとに、見て知っていただけるよう全力尽くしていきたい」と、自分の周から広げていくと語った。

 全配役を生録するのは世界でも日本が唯一だそうで、他の国は、1人の人が解説をするというスタイルを取っている。戸田がベルリンに視察に訪れたときに、「日本はかなりすごい」と、驚かれたという。それだけに一発勝負でやるのは大変で、「みなさんDVDを持って行って、家で練習している」(戸田)という。

 会見中には、多くの報道カメラや関係者が見つめる前で、3人+キンダーの声優が2人加わり、5人で短編ノミネート作品『ジュリアン』の生吹き替えを13分間披露。一発勝負とは思えないほど役になりきって声も変え、感情を込め、自然と身振り手振りが入る熱演。画面と生アフレコを何度も首を振りながら見比べる人が多くいた。

戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動
役になりきる内田恭子

 原音も流れ、それにアフレコの声を被せるという手法に戸田は、「ヴォイスオーバーみたいなことになるけど、字幕はお子さんがつらいので、これが、てっとりばやい。前もってスタジオでアフレコするなど、もっと丁寧に作ればいいんじゃないかという声もあるかと思うんですけど、それができないから生で吹き替えをしているんです。世界中の映画祭の中でもマレ。ひとりずつキャラクターをあてるのは、日本ならでは」と、低予算での手作りが、日本独自の味を生み出しているという。

 中山は、「こんなやな汗をかいたことない。みなさん上手くて、映画をみているようで聞きほれてしまう。自分の番がくると心臓の鼓動がドキドキして」と、心情を吐露すると、「練習しないタイプなんですけど、かくし芸がなくなった昨今、コレほど練習したことない。戸田さんからもアフレコのコツをアドバイスいただいて、役になりきって楽しかった」と、笑わせた。戸田からは「100点満点」のお墨付きも。

 内田は、「今日はカメラの方がいる。吹き替えをやったことなかったので、緊張で覚えてない。楽しいけど怖い。昨年1才だった息子が主人と見ていて、何もわからない息子が食い入るようにみていた。もっと(自分の子どもの興味を)ひきつけたいと欲を出すと、噛んじゃったりする」と、こちらもママ感覚での心情を明かし、笑わせた。

 同映画際は、8月 15 日(水)?19日(水)の 5日間、調布市グリーンホールで開催される。

 

戸田恵子、中山秀征、内田恭子、子供のための世界映画祭をPR!生アフレコの醍醐味に感動
宣伝大使の中山秀征
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宣伝大使の内田恭子


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かくし芸以来の猛練習でアフレコに挑む
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役に入り込み声も変える


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真剣に訴える戸田チェアパーソン
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アナウンサー仲間やママ友にも声掛けしたい


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戸田恵子
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内田恭子


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中山秀征


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