SUZUKI BANDのベース・鈴木義之さんが肝不全で死去していたことが25日、分かった。65歳だった。
鈴木さんは、グループ・サウンズの『寺内タケシとバニーズ』に1967年に加入。ボーカル兼ギターを務め、71年の解散後はハウス食品『お湯をかける少女』『ククレカレー』やロート製薬『なみだロート』などさまざまなCMソングを手掛けた。
26日付のサンケイスポーツが報じており、関係者によると、24日午後3時半ごろ、マネージャーが都内の自宅を訪れた際、ソファでテレビを見ていた状態のまま亡くなっている鈴木さんを発見したという。警視庁愛宕署の調べによると事件性はなく、死亡推定時刻は24日午前0時ごろ。約7?8年前から肝硬変を患っていたという。
この悲報に、バニーズのリーダーだった歌手・寺内タケシ(73)は、「息子が死んだみたいだ。4月23日のコンサートに来てくれたときに握手をしたのが最後。『また今度一緒にやろうよ』って言っていたのに…ふざんけんじゃないよ」と、悲しみにくれている。