
戦場カメラマン・渡部陽一(39)が21日、『サッポロ 麦とホップ「空からの日食体験が当たる!」』キャンペーンの日食観測フライトイベントに登場した。
同イベントでは、金環日食に合わせて、サッポロビール株式会社が主催。ソラシド エア(スカイネットアジア航空(株))の協力により、羽田空港から専用チャーター機で日食観測フライトを行うもので、抽選で当たった50組100人が金環日食を楽しむイベントとなっている。
午前5時50分に羽田を離陸し、同6時40分には仙台の東の太平洋上空の観賞ポイントに到着。39000?40000フィートの上空では空の色が濃く、空気のブレも少ない撮影には絶好のポイント。渡部は日食自体の撮影は初めてとのことだが、直接太陽を見ないようにすること、飛行機の向きや位置、方角、距離に気を配ること、そして瞬間をしっかり撮ることを意識して撮影に臨むことに。
観賞ポイントに到着すると光の強さが強く、ファインダーは覗けず、ディスプレイを見ての撮影となりました。位置によって体勢を変え、寝転んだり、床に座ったり色々なポーズで撮影をしておりました。そして徐々に、欠けていく太陽。
午前7時39分に徐々にあたりが暗くなると世紀の瞬間であるリング状の金環日食に。機内で歓声が上がる中、金環のリングが神秘的な中、渡部は「感無量です」と、感動した顔で一言。そして、「思い出になった素敵な一日。2012年5月21日は決して忘れない!」と強く胸に刻まれた1日になったようだった。




