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氷川きよし 故・長良会長思い涙の熱唱!「めちゃくちゃな歌い方で…」

 歌手・氷川きよし(34)が7日、奈良市のなら100年会館でコンサートを行い、日本時間3日に米ハワイで事故死した所属事務所『長良グループ』会長の長良じゅんさん(享年74)を思い、涙ながらに歌った。

 コンサート中盤、氷川は「櫻」の「愛する心は永遠だから-」のフレーズで突如、声を震わせ、音程を乱す。育ての親である長良会長を亡くした思いがこらえきれなくなり、「申し訳ございませんでした。めちゃくちゃな歌い方で」と頭を下げ、今年2月に発売した「櫻」について、「亡くなった方に対する…追悼を込めて…」と説明したが、嗚咽(おえつ)が止まらなかった。

 8日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知が報じており、この日は前向きな思いがつづられた「出発」の歌唱中にも声を詰まらせ、「頑張って!」「きよし君!」という声援を受けていたという。

 さらに氷川は、天国の長良会長に捧げるように胸の前で手を合わせ、深々と頭を下げ、「一人の人間として、一人の社会人として、誠実に真剣に生きたい。大好きな歌を皆様にお届けすることが大切。これからも氷川きよしをお願いします」と、ファンへの感謝の気持ちを繰り返した。

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