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21年ぶり西田敏行すべてを歌に!伍代夏子、藤あや子、川中美幸は“KARA”になる

20111229西田敏行
西田敏行

 『第62回 紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで開かれ、歌手・西田敏行(64)、川中美幸(56)、藤あや子(50)、伍代夏子(50)が登場した

 21年ぶり4回目の登場となり、「久しぶりですね。井上真央ちゃんと嵐に会いました。俺も司会者をやったことを思い出しました」と、感慨深げな西田。

 それでも、今年は東日本大震災が起こっているため、「そのときと趣が違いますね。被災された方への思いを強くして、通常のときの歌手とはちょっと違う」と、福島のライブで歌った曲『あの街に生まれて』の披露への思いを込めた。

 また、福島県出身の西田としては、常磐ハワイアンセンターの復活は嬉しかったそうで、「1つの兆しになれば」と、希望を語ると、「すべてを歌に込めたい」と、真剣な表情だった。

20111229川中美幸
川中美幸

 24回目の出場で紅白で5回目となる『二輪草』を歌う川中。衣装について、「辰年なので雲竜と深いブルー地です」といい、その衣装には「東北でこういうこと(東日本大震災)があったんで、一緒に昇っていければ」との願いを込める。

 『二輪草』は、被災地の方から多く受けたリクエストだったそうで、「そうなればいいなと思ってたらそうなりました。明るく元気に思い切り届かせることが私の役割です」と、使命感を持っているよう。

 それでも、真面目な部分だけではなく、「去年は“なにわのPerfume“をやりましたが、今年は和田アキ子さんと天童よしみさんと3人で“なにわのKARA”をやります。踊りですか?バックダンサーとよくやっているので実は踊れるんですよ。楽しみです。どれが本当のKARAか分からないぐらい楽しんでやりたいです」と、いたずらっ子のように笑う一面も見せた。

 17回目の出場で3年ぶりの登場となる藤。『あや子のお国自慢だよ?がんばろな東北!!紅白スペシャル?』は、藤の紅白初となるメドレーだが、「詩を書き下ろしたメッセージソングです。象徴するものを2コーラスに入れなきゃいけなくて、東北お祭りが浮かびました。
短い夏のお祭りがいかに大切かというのがあったので、6県のお祭りと紅葉の情景の美しさを表しました」と、曲に秘められた思いを明かす。

 衣装は「黒地に故郷の枝垂れ桜をイメージした大振袖」になるといい、「東北の代表として頑張ります」と、気合を入れた。

 『金木犀』を紅白で歌唱するのは2006年に続き2回目となる伍代。衣装は「日本の和をイメージしました。振袖で藤の花を大きな感じであしらっています」という。

 「今年は震災に大変なことがあってお祭り気分じゃない」と、沈んだ声。「曲目も『金木犀』という明るい感じじゃない曲に決まりましたが、明日に希望をというメッセージを歌いたい」と、下を向きがちに。それでも、夫の杉良太郎(67)に「綺麗に可愛くねと言われました」と、夫婦の愛を感じさせるコメントを残した。

20111229伍代夏子
伍代夏子
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