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大島優子「普通の女の子が大きな夢を持って」【ラストスピーチ全文】

大島優子「普通の女の子が大きな夢を持って」【ラストスピーチ全文】
大島優子が最後のあいさつをすることに

 アイドルグループ『AKB48』の“ゆうこ”大島優子(25)のグループ卒業公演『大島優子 卒業公演』が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開かれ、公演の最後に、ファンへ向けてスピーチした。

 ■以下、スピーチ全文
 みなさんに…私たちAKB48はこのAKB48シアター、ドンキホーテの8階にあるこの狭い劇場から始まりました。250人というキャパで、最初私は1期生ではなく2期生と活動してきて、1期生はこの250人のキャパを埋め尽くすこともできませんでした。

 そしてどんどん人が増えて行って皆が応援してくれるようになって、「会いに行けるアイドル」というコンセプトが次第に広がっていきました。

 アキバ系アイドルとして始まった私たちが、昨日、味の素スタジアムという7万人の大きな会場を埋め尽くして、それは本当に夢のような出来事で、私たちは今もここ秋葉原の48シアターで活動しているので、昨日7万人の前で歌っていたのが今日は250人の前で歌っていてとても狭く感じるけど、でもこの狭い空間が私がAKB48の大島が生まれた原点です。

 ここで踊れなくなる、ここに通えなくなるのが一番悲しくて淋しいです。

 こにはすごい想い出が詰まっていて、みんなの笑顔とみんなの汗と、楽屋の狭さと楽屋の汚さと空気の悪さといろいろあるんですけど、でも本当にここから出発できてよかったなって思います。

 小さな夢が大きな夢にかわって、今や大きな夢を背負って出発しようとしているんですけど、もう二百何十人という48グループがいて、毎日のように公演を行っているんですけど、その二百何十人の夢が皆で寄り添ってひとつひとつ頑張って形にしていこうと思ったら、これだけ大きな家族になりました。

 そしてそこで応援してくれるみなさんの力があってAKB48は8年半ここまで来られました。もうすぐで10年になります。

 柱のそこに、二本の柱がAKB48シアターにはあるんですけど、今8本あってあと2年で10本になるんですけど、私はあと2本が増えるのがすっごい楽しみです。それまでみんながここで毎日劇場公演をしていると思うと、きっと7時くらいになったら思うんだろうなと思います。

 公演始まった、みんな踊っているんだ、でもここには来られないんだなって思うと、みんなの残像が頭に浮かんでくるんだろうなと思います。

 普通の女の子だった私たちを見つけて応援してくれてみなさん本当にありがとうございました。

 普通の女の子が大きな夢を持って、もういいんですよね?

 その勇気を与えてくれてありがとうごさいました。

 私の能力は全然まだまだ足らないところがいっぱいありますけれどもここで8年、約8年半、培ってきたものを自信にしっかりと自分の足元を見て歩いていきたいと思います。

 今日はここの秋葉原48シアターに来られなかった全国でAKB48の応援をしてくれているみなさん、今後もAKB48、そして私大島優子、そしてここから旅立っていった卒業生のことを応援よろしくお願いします。

 AKB48は私の宝物です。

 本当にAKB48の大島優子をありがとうございました。

 そしてソロ活動をしていく大島優子もよろしくお願いします。

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