俳優・梅宮辰夫(74)、タレント・梅宮アンナ(39)とアンナの長女・百々果(ももか・10)の梅宮家親子3代が10日、都内で行われた映画『ファミリー・ツリー』(監督:アレクサンダー・ペイン/配給:20世紀フォックス)のトークショーに登場。親子3世代でのイベント初共演が実現した。
ハワイの雄大な景色を舞台にした本作は、母親が事故でこん睡状態に陥ったことから、仕事一筋だった弁護士の父親(ジョージ・クルーニー)が反抗期の高校生の長女(シャイリーン・ウッドリー)と学校の問題児でもある小学生の次女(アマラ・ミラー)の二人を抱え奮闘するストーリー。
芸能界で最も有名な父娘といえば、梅宮辰夫とアンナということで、この日のゲストによばれた。映画を鑑賞した感想をアンナは「私たち家族にかぶることがあったのでイベントに呼んでもらったのかなぁと思う。15歳の時こんなこといってたなぁと、観てておもしろかった」といえば、辰夫も「我々ファミリーがそのまま出ている感じだった」と共感する部分が多かったようだ。
アンナは百々果とは親子だけど、姉妹のように生活しているそうで、「私が長女で、(百々果が)次女みたいな感じ」だそうで、辰夫が、「実際には、じぃじですけど、気持ちは父親。おとといもしつけのことで大ゲンカしました。父親の代わりもしなきゃいけないので」と、家庭環境を語る。
ところが、「一歩も引かないですからね。(頑固さは)引き継いでいますね。(アンナは)手に負えなかったもんな…」というと、いきなり、自分のところに火の粉が降りかかってきたアンナは、「わたし? まあ、確かにわたしは頑固ですからね。それは皆さんも知ってるじゃん」と、かつてワイドショーを騒がせた父娘の騒動を思い出す意味深コメントで、会場を笑わせた。
同映画の舞台となったハワイは、妻・クラウディアと挙式。お腹の中にはすでにアンナがいたという梅宮家の「ファミリー・ツリー=家系図」がスタートした場所。
イベントでは、百々果が4歳から6年間習っているというフラダンスを披露。すると、「なかなか才能あるね」と、目に涙をうっすらと浮かべて感激。すっかり孫には甘い普通のじぃじに戻ってしまった。
長女・百々果は、2008(平成20)年にデザイナー・桂由美による子供服ブランドのモデルとして、芸能界デビューしているが、「(娘さんの)芸能界入りも?」という声には、アンナは「好きならやればいいかな」と娘の自主性に任せているようだ。
同は18日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて公開