フリーアナウンサーの“カトパン”加藤綾子(31)が18日、東京・松屋銀座で行われた人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の展覧会「誕生15周年記念くまのがっこう展」のオープニングイベントに、作者のあいはらひろゆき氏、あだちなみ氏、主人公のくまの女の子・ジャッキーと共に登場した。
同作は、あいはら氏が文を担当し、あだち氏が絵を担当する形で2002年に誕生。累計発行部数210万部を超える人気絵本シリーズに。
春らしい桜色のワンピースで登場したカトパンは、「ジャッキーの世界観がギュッと詰まっていて、15周年が一気に見られるぜい沢を感じました。一枚一枚読んでいてキュンキュンしました」と、興奮気味。特にお気に入りなのが、『ジャッキーつきへいく』(2015年)のタイトルの11人の兄弟が食卓を囲みジャッキーも花瓶の花をもってその輪に加わろうとしている原画だった。
幼少期に母親に絵本を読んでもらった経験が、「そんなにない」というカトパンは、「いつかお母さんになりたいという思いはあるので、そうなった時にはたくさん絵本を読んであげたい」と、母親になったときのことに思いを馳せた。
だが、具体的に子供の欲しい時期については、「20代前半の時は25、6歳かなと思っていて、すべて自分の想像を超えているのでどうなるかわからないんですけど、タイミングが合えば自然の流れでくると思うので身を委ねています」と、けむに巻く。「でも、なるべく近いというか、いつもその夢というのは近くにある」と希望を語った。
さらに、性別や人数の理想を聞かれると、「男の子でも女の子でも、どちらのかわいさもあるのでどちらでも。でも、最初は1人にじっくり読み聞かせてあげたい」と、理想を語った。
また、23日に32歳の誕生日を迎えるが、一足早く、作画を担当するあだち氏が書き下ろした絵をプレゼントされ、「驚きすぎて言葉にならない。宝物にします」と感激していた。
同展は、東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて4月19日~5月8日まで開催。初公開となるシリーズ誕生前の貴重なアイデアメモやラフスケッチ約20点に加え、できたての最新作「ジャッキーのしあわせ」(2017年1月18日発売)を含むシリーズ全15作品から選りすぐりの原画約200点を展示。さらに、本展のために書き下ろした原画や創作風景の映像なども公開されている。