NO IMAGE

池田秀一「ガンダムTHE ORIGIN」最終上映イベントでお祝いされたワケ!潘めぐみはテム・レイへ注目も

池田秀一「ガンダムTHE ORIGIN」最終上映イベントでお祝いされたワケ!潘めぐみはテム・レイへ注目も
池田秀一「ガンダムTHE ORIGIN」最終上映イベントでお祝いされたワケとは?

 アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』(総監督:安彦良和/配給:松竹)最終上映舞台あいさつが2日、東京・新宿ピカデリーで開かれ安彦総監督、シャア・アズナブル役の池田秀一、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、セイラ・マス役の潘めぐみが登壇した。

 宇宙世紀0078年、サイド3による独立戦争が現実味を帯びていくなか、ジオン軍、地球連邦政府ともに戦争に向けた新兵器の開発を着々と進めだす。そんななか、月面ではある事件が起こり、ジオン独立戦争開戦を目前にして、史上初となる人形機動兵器同士の戦いが繰り広げられようとしていた……。

 本作には田中と潘は出演していないが、『シャア・セイラ編』完結ということでゲストに。のちのシャアの幼少期を1章で演じたことから、池田に対して緊張しており「長年こういう仕事をして、一番緊張する」と、ガチガチといった感じで、潘もそれに釣られ、「キャスバル兄さんの後ろを緊張が伝わってきてか私も震えております」と、プレッシャーを感じているようで恐縮気味だったが、池田も田中に対して気を使っているようで2人で何度も頭を下げあう姿を見せ、観客たちを和ませた。

池田秀一「ガンダムTHE ORIGIN」最終上映イベントでお祝いされたワケ!潘めぐみはテム・レイへ注目も
安彦良和総監督

 そんな田中と潘に本作を観てみた感想を尋ねると、田中は、「恐ろしい方にどんどん行って、怖いシーンがかなりありましたね。怖いなと思いながら心が和んだのは、アムロ・レイが少年時代パンツ一丁で過ごしていたんだなと思って」というと潘も「そんなアムロを注意するテム・レイさんですね。ファーストガンダムでは、テムさんに対する父親像の想像ができなかったんですけど、1人の父親だったんだなって思って。それに、いろんな家族な形が描かれているなとも思いました」と、人の営みがよく分かるシーンだったそうだ。

 さらに、第1章のアフレコ時のことを振り返ることになり田中は、「異様な緊張でしたね。スタジオがオーラを放っているというかそこにいるのが怖かったです。途中で池田さんとも終わったらビール飲みに行こうねと言っていたんですけど、終わったらヘトヘトで……」というと、池田も「来れなかったよね」と、田中が大変だった様子を口にしていた。

 『THE ORIGIN』シリーズは来秋から再来年にかけ全2話で『ルウム篇』の公開が決定し、その予告編も本作のラストで上映されているが、これを観て潘は、「セイラ自身もキャスバル兄さんにエドワウ兄さんに守られていたのが、自らが銃を取っていたシーンもあって、いよいよ守られてばかりじゃいられないというのを感じました」と、セイラの決意を感じたそう。池田は、「アムロもまだボンクラですが、否が応でも戦争に巻き込まれていくという話になっていくわけで、そこをまた、シャアという人間はうまく利用して、戦争にいろいろ巻き込んでいくんですよね」と、感慨深げだった。

 また、この日は池田の誕生日であり、安彦総監督は今月9日に誕生日ということから、サプライズでバースデーケーキが用意され、田中と潘からは赤の花ばかりが集められた花束がプレゼントされることに。これに池田は、「いやあ、ビックリしました(笑)。そうなに祝う歳でもないですが、シャアは来年、再来年になりますが、“赤い彗星”となって誕生します。きょうを境にというか、逆に若返ったつもりで演じていきたい」と、刺激になったようで、安彦総監督も「いまの僕は誕生日なんか来なければいいと思っていたりするんですけど、こうして祝ってもらって誕生日いいなぁと感じています」と、万感といった様子だった。

 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』Blu-ray&DVDは好評発売中!

池田秀一「ガンダムTHE ORIGIN」最終上映イベントでお祝いされたワケ!潘めぐみはテム・レイへ注目も

広告