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武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?

武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の新CMは、武田鉄矢と濱田岳が共演

 38年間、「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」(東洋水産)の顔として支えてきた俳優・武田鉄矢(67)が元教え子の濱田岳(28)を“新相棒”に迎えた新CM『それ今!?巨大タコ』篇を9月1 9日より、全国で放映する。

 本CMは、武田と濱田が海中探査中に、巨大なタコに遭遇!絶体絶命の危機迫る状況の中、武田が濱田に、「キツネ!?タヌキ!?」と、鬼気迫る表情で問いただす。この突拍子もない問に、「どう見てもタコでしょ!」と、叫ぶ濱田。それに対して武田は、「違う!このあと赤いきつねと緑のたぬき、どっち食べたいのか聞いているんだよ!」と。まさかの展開に濱田は思わず、「それ今じゃなきゃダメ!?」と、怒る。そんなやり取りをしているうちに、濱田は巨大なタコに襲われてしまう。

 命からがら逃げ出した2人は、船上でホッと一息つきながら、念願の「赤いきつね」と「緑のたぬき」を食べて落ち着きを取り戻すというストーリー。

https://youtu.be/eWD0n-aiIPI

 ちぐはぐな2人の掛け合いに思わず笑ってしまうCMだが、スタート当初の現場は、ピーンと空気が張りつめ、緊張感がみなぎる重苦しい雰囲気だった。武田と濱田は、過去に『3年B組金八先生』(TBS系、2004年)に先生と生徒役で共演。自身のキャリアを変えるきっかけにもなっただけに、濱田にとって武田はドラマの上でも、役者としても、また人生の上でも恩師なのだ。

 その武田が38年間続けてきた大仕事に初参加するプレッシャーもあり、濱田はガチガチに緊張していた。2人の大気している椅子の距離は1メートルないぐらいなのだが、それが、大河のようにとてつもなく広く、とても気軽に距離をつめて会話ができるような雰囲気ではない。

 そんな空気が和んだのは、撮影が始まってから約2時間半後のことだった。昨年2人が共演した釣りドラマをネタに、「釣った魚はうまいよなぁ」という武田の一言をきっかけに、一気に現場が和やかになり、その後は堰を切ったように会話が弾む。テイクの合間の笑い声が聞こえるほど、話に花が咲き、「いまのところは…」と、演技を相談していくシーンも見受けられた。

 そして今度は、そんな和やかな中にも、武田の自分の作品に一切、妥協しないという厳しいシーンが何度も見られた。監督が「OK」を出しても、自分が納得しなければ、何度も「もう一度やらせてください」と、リテイクをお願いしたり、また、「今度は違ったバージョンでやってみましょう」「一回、アドリブも考えたの撮ってみましょう」などと、積極的に提案していく姿にはさすが役者魂!

 中でも、「違う!このあと赤いきつねと緑のたぬき、どっち食べたいのか聞いているんだよ!」と、このCMのポイントともいえる重要なシーンでは、30回以上のテイクを重ねることとなった。

 海中探索なので、潜水ヘルメットを着用しての撮影だったが、そのシーンでは、声の張り方、首の振り方、強弱の付け方、怒り口調、おどけ口調などさまざまなパターンを撮影。自分の声が反響するようで「やかましいもんだから、自分で自分の声がきこえなくなる」と、苦笑いしながらも、「次は語尾を子供っぽくやってみる?」と、自らアドリブを提案して、その結果、気が付けば30回以上のテイク数となっていた。

武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?

 そして、撮影終了後に行われたインタビューでは、武田の「頑張っているのも苦労してたのもずっと見ていた」という一言から、濱田が涙ぐむ一幕も。師弟間に流れるサイドストーリーもなかなか感動的。

 そんな“師弟愛”も飛び出したインタビューの内容を一部抜粋ーーー

 ■撮影を終えた感想を教えて下さい。
 武田 赤いきつねと緑のたぬきとは38年の付き合いでして、(CM撮影も)一種の季節になっております。その季節を今年も歩いているんだと、そんな幸せを今日噛みしめております。かつてはエジプト、メキシコ、ロスと世界中でこの商品を食べてきて、特異な場面の中で平凡に赤いきつねと緑のたぬきを食べるということが多かったのですが、今度は巨大なタコに襲われてそんな状況の中食べるという、そのギャップの面白さですよね。

 濱田 武田さんの家で(商品を)製造しているんじゃないか?ってくらい定番のCMシリーズで共演でき、光栄です。アイツがきた途端にCMのクオリティが下がったなと言われないように、CMの重みを感じながら一生懸命やりたいと思い撮影に臨みました。

 ■マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきはいつ頃から食べられていましたか?
 濱田 物心ついた時から。食べたことがない人がいないくらいの、ある種国民食と言っていいほどのものなので、やっぱりホッとする味ですよね。外国に持っていけば気の休まる味ですし、いつ食べてもホッとできる貴重な存在です。

 ■今回の共演はいかがでしたか?
 武田 このCMの中で私の教え子(学園ドラマでの共演)と共演できることは嬉しいですよ。しかしほんとに「一人前」に成長しましたよね。今でこそニコニコ笑ってるけど、先生の時はお前のことを呼び出してガナリまくってたよな(笑)。色々苦労している話も聞いていたけど、今は苦労がすべて実ったよな!

 濱田 (武田さんからの「一人前」という言葉に涙をこらえる様子を見せながらも‥)先生と生徒という絶対的な関係ではあったので、卒業生の気分で今やっと会えて「先生、あのときは怖かったっすね!」なんてやっと言える関係ですね。そういう意味でもホッとしています(笑)。

 

武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?


武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
武田鉄矢
武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
濱田岳
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「キツネ!?タヌキ!?」
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巨大ダコ


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「どう見てもタコでしょ!」
武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
「違う!このあと赤いきつねと緑のたぬき…」と、まさかの展開
武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
「それ今じゃなきゃダメ!?」
武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
最初は緊張感いっぱい


武田鉄矢と濱田岳が「赤いきつねと緑のたぬき」CMで師弟初共演!濱田が涙ぐんだ武田の一言とは?
「釣り」の話で盛り上がる2人
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2人は以前、『3年B組金八先生』で先生と生徒として共演
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師の言葉に涙ぐむ濱田
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インタビューは和やかに行われた


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