タレント・加藤茶(69)と綾菜(24)夫妻が、一軒家を貸しきって結婚式をプロデュースするハウスウェディング会社『テイク・アンド・ギブニーズ』(以下、T&Gと略す)による「年の差割」キャンペーンイベントに出席した。
同キャンペーンは、近年、初婚年齢が男女ともに上がっている他、「年の差」6歳以上のカップルが半数を占め、10歳差も多くなってきている。しかし、年齢差が離れれば離れるほど、周囲の目を気にして、式を挙げないカップルも多いという。そこで、日本全国のT&G直営ゲストハウスで挙式するカップルの「年齢差×1%」を挙式費用総額から割引するという、ウエディング業界初のサービス。
タキシード姿に純白のウエディングドレスで登場した加藤茶夫妻。11年6月に45歳の“年の差婚”として話題になった2人の場合、45%の割引となると聞かされると、加藤は、「ボクたちがやるときにこういうのがあればね。それを知っていればお安く済んだ」と、冗談めかして残念がる。
2人の馴れ初めについて加藤は、「最初はボクが一方的に好きになって、『お付き合いしよう。お茶行こう、ご飯行こう』と誘って、彼女が返事してくれるようになって、一番最初に行ったのが、ファミリーレストラン」と、猛アタックだったことを語る。
同棲し始めて、1年半ぐらい。独占欲が出てくるので、結婚したいなぁと、綾菜さんの方も思うようになり、「年が離れていたら不安になるけど、すっごい好きなので気持ちに正直に生きよう」と思い、「朝ごはん食べている時に、結婚しようかと10分で決めて役所に行った」と、オノロケ。
それから1年半。結婚生活は「順調で楽しい」と、2人とも口を揃え、加藤は、「いま欠かせない存在ですよね。年の差ありますけど、そのギャップは感じない。彼女は若いんでタフなので、面倒見てもらうのにとってもいいです」と言うと、綾菜さんも、「いないと生きていけない欠かせない存在で、私の子供みたいな感じ」と、母性が芽生えてきているそうだ。
結婚当初は、「週2回はガンバる」と、誓っていた子作りだが、「そんなに考えていませんね。あれ撤回します。月に1度か2度」と言う加藤に、綾菜さんは、はじめは同調していたが、年末からハワイに新婚旅行に出かけるそうで、「ハネムーンベイビーですね?」と、報道陣から念を押されると、「欲しいです」と、お腹を抑えながら、チラリと本音も。
家庭では、物事の決定権や主導権は綾菜さんが握っているそうで、喧嘩しても謝るのは加藤の方で、「ボクは言いなりです」というと、「私のほうが強いんで」と、キッパリ。加藤が、「ボクを若者だと思っていて、早足で歩くんです。ボクが遅れて、『ちょっと待ってくれ』と、言って待ってもらって追いつく」と、夫婦関係をいうと、綾菜さんも、「最近は、服の後ろを掴ませて歩かせているので、スピードについてこれるようになりました(笑い)」と、ハキハキという。これに加藤は、「完全な介護ですね」と、笑わせつつ目尻は下がりっぱなし。
加藤は結婚後は、まっすぐ家に帰っているそうで、「昔は仕事終わったら銀座行ってましいたけど、いまは仕事終わったら、まっすぐ家に。ウチに若いホステスがいるから。家でお金使ったほうがいいだろう」と、笑わせると、綾菜さんが、「お疲れ様~」と、お酌するマネをして、「(飲み屋)ゴッコして遊んでいます」と、ノリノリなど、仲の良さを伺わせた。
お酒も、ちょっとしか飲めなくなったそうで、「“ちょっとだけよ”っていう感じです」と、往年のギャグで沸かせ、「その分、奥さんにメロメロに酔っていますからね」と、報道陣からツッコまれると、「うまいね~」と、デレデレ。
年の差を感じたことはないそうで、「女性のほうが精神年齢が上なのか追いついてきますね。聞く音楽が、ボクが演歌で彼女がポップス。そのへんのギャップだけですかね」と、音楽の趣味は埋められなようだ。
年の差婚で上手くいく秘けつは、「ないですね。自分に正直に生きていること。地のままを彼女に見せる。一番わかってもらえる」と、アドバイスし、「長生きだけは頑張ります。一年、一日でも長生きしたいですね。彼女のために子供作んないといけない」と、再度、誓いを立てていた。
同キャンペーン期間は、全国61ヶ所で、2012年12月22日より2013年1月31日まで。