声優・高橋李依、堀江由衣、俳優・山本耕史、新妻聖子が19日、東京・新宿バルト9で『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法！』（監督：土田豊／配給：東映）初日舞台あいさつを開き、司会は寺迫麿が務めた。
アニメ『プリキュア』シリーズの20作目となる劇場版。今回は『プリキュア』シリーズ初のミュージカル仕立てで、プリキュアの涙をめぐる戦いが繰り広げられる。高橋と堀江は現在放送中の『魔法つかいプリキュア！』（テレビ朝日系）で朝日奈みらい／キュアミラクル役とリコ／キュアマジカル役をそれぞれ主演。一方の新妻は本作オリジナルキャラクターでプリキュアたちの前に立ちはだかる魔女・ソシエールを、山本はソシエールの手下・トラウーマを演じた。
高橋も堀江も春らしいコーデで登壇。アニメのお馴染みの名乗りをあげつつ、本作の出演へ高橋は、「（前シーズンの）『Go!プリンセスプリキュア』のみなさんを観ていたんです。映画の中で一番最初の曲で、私達の『まほうつかい』組と『プリンセス』組のみなさんが出会うというシーンがあって、私、最初から泣いちゃって。そのときからすでに感動していて、同じ作品の中にいるというのが初めて描き出されて、私達もプリキュアの一員になれたのかなって思いました」と、目を輝かせて現場にいたのが浮かんでくるようなコメント。
堀江も「先代からのみなさまの活躍を劇場のアフレコのときに見られて、気持ち的には『本物だ！本物だ！！』みたいな、そんな気持ちでみらいちゃんじゃないですけど、ワクワクしながら参加させて頂きました」と、胸を弾ませていたようで、「中の方という印象が強かったり（キャラクターを演じている）中の人と面識があるという感じだったんですけど、マイク前で声を発されると『プリキュアだ～！！』と、テンションすごい上がりました」と、興奮気味に話していた。
ミュージカルということへ、何テイクも録り直したという高橋は「右も左も分からない私を教えてくださってできた楽曲たち」と感慨深げで、堀江は「初めての挑戦で本当に難しいと思いながらやりました。敵にやられて傷ついて歌うというシチュエーションが人生になかったので、なかなかな難しくて（苦笑）。後半は傷ついた歌とか気持ち良くなってきて、ノリノリになりながら歌わせて頂きました」と、楽しんでいた様子を見せていた。
また、旅立ちや新たな出会いがある春での公開とあって、卒業したいことや挑戦したいことなどはないかという質問がされたが、堀江は「ホットヨガです」と、即答。一方の高橋は、「好きと公言しているものをちゃんと知っていきたい。私、好きな動物をアルパカと言っているんですけど、触ったことがなくて」と話し、そこまではいい感じの流れだったが、「それに、イクラとかマンゴーも好きと言ってますけど本当においしいものを食べたことがなくて、回転寿司のマンゴーデザートとかお手軽な20％引きとかそういうものばかりをおいしいと食べていたので…」と、妙に生活感のあるコメントで、高橋の後ろにいたプリキュアたちが驚きのジェスチャーをしたため、堀江が「引かれてるよ（笑）」と、ツッコミを入れて会場が沸き返っていた。
最後は観客と声を合わせてヒットを願い、華やかな舞台あいさつは終演を迎えていた。
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法！』は絶賛公開中！
