
女優・石原さとみ(25)が23日、都内で主演映画『貞子3D』(監督:英勉/配給:角川映画)スペシャル試写会に俳優・瀬戸康史(23)、山本裕典(24)、田山涼成(60)、英監督とともに登壇した。
女子高の教師・鮎川茜(石原さとみ)は、彼女が勤める学校で、自殺を生中継した動画サイトの投稿映像がうわさとなる。しかも、その生中継を偶然見ていた人も亡くなったといい、やがて、茜の教え子らも巻き込まれていき…。海外でも通用するようになった『Jホラー』ブームの火付け役である1998年の『リング』が生んだ人気キャラクター“貞子”が3D映像で再登場。インターネットが普及した現代に、スマホで、携帯で、パソコンで、新たな恐怖を巻き起こす。
当日は、衝撃のラストを公開まで封印するため、最後の12分をカットしての特別本編を上映するという珍しい試みで進行し恐怖感をあおったが、石原が登壇すると「カワイイ!」の声もちらほらで和やかな雰囲気に。さらに、英監督が「このあとをぶっちゃける」と、ジョークを飛ばすと全員が待ったをかけ大慌てだ。
撮影では、「すっごい叫びました。びっくりするぐらい叫びました。のどのケアが大変でした」と、苦労話をする石原。さらに、子供のころ観た『リング』とはずいぶんイメージが違った作品といい、「ジメッとした陰湿な感じだと思っていたんですが、アクションが多かった」と、本作はどうやらスピード感も加味されているよう。
そんなさなか、茜の彼氏役を演じた瀬戸は、「非日常的なとこで怖かったと思いました。僕が演じているときは日常に引き戻ってもらおうと思っていました」と、心持ちを明かしたものの、「僕は霊感があるのでほかのみなさんとは違った怖さがあった」と、具体的には挙げなかったものの、不気味に笑い、共演者を恐怖させることも。それに石原が「明るい現場で監督はずっと笑ってた」と、フォローを入れることに。
一方、貞子復活をもくろむ青年を演じた山本は、「台本もらったら、貞子を復活させる気持ちとか分かんなかった」と、役に入るまでは難しかったようだが、「GACKTっぽくしました。山本GACKTみたいな感じ」と明かして、おどけると会場は爆笑の渦に。

さらに、スペシャルゲストとして貞子も登場。少々背の低い感じに、観客からも「小さい!」「カワイイ!」と声が飛ぶことも。貞子への質問タイムでは、石原が「何歳ですか?」と尋ねると、監督づてに、「享年17歳、ざっくりいうと高校2年生」という、お茶目な返答が。瀬戸も「なんで動画に出てきたんですか?」と、さらなる質問をすると、「ビデオテープがいまない。IT革命」と、納得の返答。井戸が住処だが、山本が住み心地を尋ねると、貞子は「湿気が多い、ルームシェアしたい」と、山本に熱視線?のようなものを送っていた。
山本が、「残りの12分で衝撃的なことになります。めっちゃ面白かった。山本かっこよかったと言ってほしい」と、ちゃっかり自分をPRすると、石原は、「いろんな人に伝えてもらって見に行こうってなったら嬉しいです」と、ほほ笑み、英監督から3D化したことに「どんだけ飛び出して怖いか、うざってぇと思って盛られるか考えた」という、意欲作は映画『貞子3D』は5月12日より公開!










