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五木ひろし「どうしようもない男」になりきり上半身ハダカになった理由とは?

五木ひろし「どうしようもない男」になりきり上半身ハダカになった理由とは?
五木ひろしが「どうしようもない男」になりきった理由とは?

 歌手・五木ひろし(67)と由紀さおり(66)が2日、東京・明治座で明治座10月『五木ひろし特別公演 特別出演由紀さおり』初日舞台囲み取材を開いた。

 2部構成で展開。第一部『めおと囃子』は喜劇家・三木のり平さんが35年前の明治座で主演した作品。腕はいいのだが酒が入ると人柄が豹変してしまう大工・勝五郎(五木)と、その勝五郎に助けられたことから一目ぼれした大名の女中・千代(由紀)との間に巻き起こる人情喜劇。第二部『ビッグショー』は五木のこれまでの楽曲から最新曲までと、由紀との豪華コラボ歌謡ショーとなる。

 初日を迎えて五木は、「初日としてはとてもよかったと思います」と手応えを口にする。今回、ゲストに迎えた由紀は1ヶ月の公演というのは初体験だそうだが、そんな由紀へ、五木は「出来というか、その勇気に拍手を送りたいと思っているんです。歌で世界を築き上げられてて、そういう方が、こういった公演に挑戦しようという精神が素晴らしいと思いますし、僕自身、そういう精神が好きなんです。由紀さんにこの1ヶ月出てよかったと思って頂けるように頑張りたい」と、抱負を口にした。

 『めおと囃子』を選んだ理由について、五木は「由紀さんが出て頂けるということからスタートしたんです。いろいろ候補があったんですが、その中からいろいろ調べていくうちに僕自身、思い出深いのり平先生の『めおと囃子』にたどり着いた。僕にとっては、頭の中にのり平先生があるんです。それをずっと頭の中に描きながら、自分らしくどう演じていこうか、夫婦らしく演じていこうかと思っていました」と、三木さんとの思い出を。

五木ひろし「どうしようもない男」になりきり上半身ハダカになった理由とは?
 

 もともとは3幕だったものを2幕に凝縮したものだそうで、五木は「おかげで出ずっぱりです(苦笑)。でも、凝集した分だけテンポアップもありますし、汗をかいて体力勝負ですけど、いい感じでやれると思います」と、前を向く。

 ちなみに、三木さんが演じた際、博打に負けすっからかんになった挙句、着ている服まですってしまい上半身裸を見せるというお芝居をしているが、五木もそれを踏襲。「のり平先生のお芝居ですから忠実にやろうと。サラシなどはつけていますが、どうしようもない男になり切ろうと思います」と、役者魂も見せていた。

 二部の歌謡ショーへ、五木は、由紀の選曲について、「前にも歌のゲストとして出て頂いて、由紀アルバムやカバーをとても大切にしていましたので、新曲をPRしていくこととアルバムを聴いて頂くことをテーマとしています。トータルすると由紀さんのアルバムを50回くらい聴いてます」と、明かし、これに由紀は「私よりも聴いてるかも(笑)」と、感激しているようだった。

 明治座10月『五木ひろし特別公演 特別出演由紀さおり』は2日から26日まで上演!

五木ひろし「どうしようもない男」になりきり上半身ハダカになった理由とは?

五木ひろし「どうしようもない男」になりきり上半身ハダカになった理由とは?
由紀さおり
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