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「iPhone6s」発売直前!3社の新料金「ライトプラン」を比較

 アップル社のスマートフォン最新機種となる『iPhone6s』が、9月12日に予約を開始し、いよいよ明日25日に発売される。

 最新端末の購入にあたって、やっぱり気になるのが月額料金プラン。一見して分かりやすい端末代金が気になる方も多いと思うが、一方で、「継続して支払う複雑な月額の料金が意外と高くついている」という意見も。確かに、購入窓口で2つ、3つ、店員さんに質問されて、あまり検証せずに最適な料金プランを勧められるままに契約している人がほとんどだろう。

 明日以降に購入する前に、決定版の「料金プラン」を各社で比較検討してみよう。

 これまでの(2年契約時の)最安値の月額料金は、「通話無制限の定額プラン2700円」+「インターネット使用料300円」+「2GBデータ定額プラン3500円」で6500円だった。これをdocomoは「カケホーダイ」、auは「カケホ」、softbankは「スマ放題」と呼んでいた。

 そして、『iPhone6s』に向けた新料金プランは、5分以内の通話料が1700円で定額となる割安定額プランの「カケホーダイライト」(docomo)、「スーパーカケホ」(au)、「スマ放題ライト」(softbank)が登場した。

 今まで「通話無制限」2700円の定額だったのが、「通話5分以内」1700円の定額と、時間も料金もコンパクトになったことがライトプランとも呼ばれる由縁である。

「iPhone6s」発売直前!3社の新料金「ライトプラン」を比較

 この「ライト」プラン。月額料金の構成は、「通話5分以内の定額プラン1700円」に加えて、「インターネット使用料300円」+「データ定額プラン」となる。

 各社の特長は、金額を書き込まなかった「データ定額プラン」に現れる。実は、「docomo」と「softbank」は、「データ定額プラン」が5GB(5000円)からしか併用できない。

 したがって、「docomo」と「softbank」の「ライト」の月額料金は、「通話5分以内の定額プラン1700円」+「インターネット使用料300円」+「5GBデータ定額プラン5000円」で7000円となり、「通話無制限の定額プラン」の「カケホーダイ」「スマ放題」よりも、データ量は3GB増えるが、時間を気にしながら通話して、500円高くなってしまう。

 一方、「au」は、「データ定額プラン」が3GB(4200円)から適用されるので、「ライト」の月額料金は、「通話5分以内の定額プラン1700円」+「インターネット使用料300円」+「5GBデータ定額プラン4200円」で6200円となり、「通話無制限の定額プラン」の「カケホ」よりも、データ量は1GB増え、時間を気にしながら通話しても、実質的に、300円安くなる。これが現状の3社における最安値プランだ。

「iPhone6s」発売直前!3社の新料金「ライトプラン」を比較

 ちなみに、1GBあたりで出来る通信に関しての目安は、
 ●ウェブブラウザ(ヤフートップ/スマホ版)約235KB →約4450回
 ●メール(300文字テキスト)約5KB→200000通以上
 ●動画(5分/HQ360P動画)約20MB→約4時間45分
 (※閲覧される動画によってはデータサイズが大きく異なります。解像度360pの動画でも1分あたり1.5MB~2MBとバラつきあり)

 なので、ウェブページ閲覧やメールの利用がメインであれば1ヶ月2GB~3GBもあれば充分となるので、3GBから「スーパーカケホ」が使える「au」がお得といえる。

 ケータイで何をするかによって、お得になるプランが違うので、「自分はこれをメインで使いたい」と、契約時にはっきり伝えれば、損しない料金プランを提示してくれるかもしれないが、きちんとお得なプランを選びたいものだ。

 また、docomo、au 、softbankには、それぞれ提携ブロードバンド回線があり、これを合わせて契約することで割り引かれる「固定セット割」(ドコモ光パック、auスマートバリュー、スマート値引き)もあり、さらに安く利用できる。購入を検討している方は、参考にしてみてほしい。

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