女優・河北麻友子(23)と俳優・岩城滉一(64)が24日、東京・新橋のスペースFS汐留で映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』(監督・脚本・制作:セオドア・メルフィ/配給:キノフィルムズ)トークイベントに登場した。
アルコールにギャンブル好きのやんちゃな毒舌老人・ヴィンセントが時給12ドルでいじめられっ子の12歳のオリバーの面倒を見ることになったことから始まる物語。オリバーへギャンブルのオッズの計算やいじめの撃退法などを教え2人の間に絆もできあがっていくのだが…。
ドレス姿で現れた河北は、「すっごい本当にめちゃめちゃ泣きました。最初はおなかをかかえて笑っていたんですが、最後は泣けて、ほっこりしましたね。男性・女性を問わず楽しめます」と、さっそく興奮気味にアピール。
ヴィンセントについて、河北は「言葉も悪いしお酒も飲む。タバコも吸う。嫌なオジサンですが、完璧じゃないところに親近感がありました。一生懸命生きていくという姿が格好良かったです」と、感想を。
作品に合わせてやんちゃエピソードを問われると、「小さいころはやんちゃで、男の子がする遊びとかしてて、よくけがとかしてました」と、苦笑い。やんちゃな老人とのデートは、「ないです」と即答した河北だったが、「やんちゃじじいは経験が豊富で、いまの若い子たちよりはストレートに言ってくれそう」と、憧れを。そこで司会が岩城に河北はどうかと尋ねると、「娘が39なのでドキドキしてきた」と、苦笑いを浮かべていた。
また、囲み会見では、2人は初共演かと尋ねると、河北は初めてと思い込んでいたそうだが、岩城は3年前にバラエティ番組で一緒だったことを覚えていたそうで、河北が岩城を「格好良いですよね」と、フォローしようとしたが、岩城は「今さら遅いよ(笑)」と、ピシャリ。これに河北は、大焦りだったが「ワルは嫌ですけど、いつか岩城さんみたくなってくれるなら」と、アピールはしていた。
映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』は9月4日よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!