俳優・竹野内豊（44）が20日、都内で主演映画「at Home アットホーム」（監督：蝶野博／配給：ファントム・フィルム＋KATSU-do）の限定試写会にお笑いタレント・千原せいじ（45）、ウーマンラッシュアワー・村本大輔（34）、あべこうじ（40）とともに出席。作品について「いろんなニュースで報じられているが、先入観なくフラットな気持ちで観てほしい。それぞれの方が何か感じるところのある感慨深い映画になっている」としみじみとPRした。
一見、どこにでもあるフツウの幸せな家族だが、実はそれぞれが過去に犯罪を犯した偽装家族5人で、母親の監禁誘拐をきっかけに、人生最大の岐路に立たされるという物語。
この日は作品で怖すぎる男役の千原が「評判いいらしいよ。（作品で演じた）あの方は自分のなかにはいない」、村本も「僕はせいじさんより評判がいい。こんな猟奇的な役に適任なのは僕しかいない」と自身の演技を自慢しあっていたが、竹野内に「（村本は映画は）はじめてだったんですよね？ そう思えないような演技でビックリした。でも、どちらかというと千原さんのほうが…。（先入観のない）海外の人が観たとき、すごい怖い役だと思う」とジャッジされしょんぼり。
納得いかない様子の村本に竹野内は「（村本は作品で）ちょっと不気味でしたよね。本当に何考えているのかわからない…。ストーカーやられていると言われてたんで…。あ、（ストーカー）されてた!? そう信じてしまっていました。そんなわけないですよね」と茶目っ気たっぷり。
あわてて村本が「家にキツネの面をかぶってやってくるようなヤバい人が、家の周りを撮影していたんですよ。狂気的にヤバいヤツが」と必死に釈明すると、今度は千原が「おまえ、現場で先輩にはじかかせやがって！撮影現場で松雪（泰子）さんナンパしてたろ！松雪さんオレんとこに相談に来た」と村本の所業を暴露。これに竹野内も「あ、本番前にご飯行こうとかね」と同調し、村本は「そこしかなかったんや！マネージャーさんいない隙を見計らって。芸人は夢を見たり、恋をしたらあかんのか！結局、ビール飲みながらなんでアンタと呑みにいけないのと言われた」と逆切れしていた。22日公開。
