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公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」

公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」
皇室関係者にもPR!?

 8日の公開から5日間で早くも観客25万人動員、興行売上3億円を突破した映画「日本のいちばん長い日」(監督:原田眞人/配給:アスミックエース、松竹)の大ヒット御礼舞台挨拶が13日、都内で行われ、主演の俳優・役所広司(59)、本木雅弘(49)、松坂桃李(26)が登壇。2次大戦で陸軍600万人を率いた陸軍大臣・阿南惟幾役の役所は「戦争について表現するのはデリケートでむずかしいこともあるが、当時、それぞれの立場で苦しんでいる人がたくさんいたことをあらためて感じでほしい」とPRした。

 終戦を迎えた1945年8月15日。降伏か本土決戦かー日本の未来を信じた人々がその決断にすべての希望を託した、日本のいちばん長い日の知られざる真実を描く物語。

 昭和天皇役の本木やクーデターを企む若手陸軍少佐・畑中健二役の松坂をはじめ、公開前から出演陣が若い世代にも観てほしいとPRしていたが、公開初日にさっそく長男の雅楽さん(17)が作品を鑑賞したという本木は「想像以上に息子が作品の全体を理解して観てくれたようで、なぜ早く終戦にこぎつけられなかったのか彼なりにジレンマを感じていた。戦争を知らない息子ながらに、当時、それぞれの立場で苦悩していたことが伝わったよう」としみじみ。家族以外でどんな人に観てほしい?のMCからの問いには、原田監督からそっとアドバイスを受け、「ぜひ、皇室関係の方に観ていただいて、おしかりを受けたい。ぜひ、皇居試写会も開きたい。失礼しました」と言葉を選びながらPRしていた。

公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」
終戦記念日に向けて

 この日は15日の終戦の日に向け、役所が「知」、本木が「祈」、松坂が「人」とそれぞれ直筆で書いた平和への想いを表す一文字を提灯に張り付け追悼。役所は「いろんなことを知ることが平和につながる。海外メディアから取材を受けると、ニッポンは戦争の被害者の立場だけで作品をつくってはいないか?と問われることもある。いろんなことを考えてアピールしていかなければならない」。松坂は「平和を壊すのもつくるのも守るのも人。これから先、平和な時代を築きあげていくのも人。70年前に起きたことを未来の人に伝えていくことを今後、僕ら世代が担っていかなければならない。もっともっと若い世代の人たちに作品を観てほしい」としみじみとPRしていた。

公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」

 

公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」
役所広司
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本木雅弘
公開5日間で25万人突破!昭和天皇役のモックン、愛息も鑑賞!「息子なりにジレンマ感じてくれた」
松坂桃李

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