お笑いコンビ『千原兄弟』の千原ジュニア（41）と『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”こと山崎静代（36）が7月22日、都内で吉野家新商品『麦とろ牛皿御膳』商品発表会に登場した。
ベジ丼に続く健康志向の『麦とろ牛皿御膳』を7月27日より9月末までの期間限定、580円（税込）で全国の吉野家店舗にて提供。麦めしに、粗く削ったとろろ、おくらといった食物繊維豊富な食材に牛皿をつけ650キロカロリーの「がっつりヘルシー」に食べられるものとなる。また、同時期から『麦とろ鰻皿御膳』（880円）も展開する。ターゲットは吉野家に現在来ている客層を狙うそうだ。
ジュニアは同商品CMにナレーション出演。「こんなすばらしいCMあるんですか？」と自画自賛し、「芸人生活25年のたくわえてきた力をすべて出し切りました」と、全力であったことを力説しつつ、「（録音）ブースに入って正味5分で終わりました」と、手早く仕事を終えたそう。
ただし、本CMはタレント・ローラ（25）が主体となって展開されるものであり、当のローラが会場に来ていないことへ、「なんでローラ来てないんですか！あいつ来いよ！ローラ来てやがらんから、次は吉野家大好きなんでCM狙って行きたい！」と、正論をぶちまけ報道陣の笑いを誘い、スペシャルサポーターとして現れたしずちゃんへも、「ローラが来れない代わりにしずちゃんっておかしいやろ！」と、かみつく。
さらに、ローラは会場へビデオメッセーも送っていたが、こちらはジュニアへのメッセージしかないことへ、しずちゃんも、「プライベートでもご飯行ったことある中ですけど、あれは許せないですね。（ボクシングで）同じ階級だったら戦いたかったです」と、“戦闘”にまで発展しそうな勢いとなっていた。
そして話は吉野家の方向へ。もともと吉野家好きというジュニアは、「多めにショウガ乗っけて食べるんです。ショウガがまたいいんですよ。持ち帰りのときは8袋くらい持って帰った。マネージャーに頼んで買ってきてもらったときに、1袋だったときはちょっとキレました」と、エピソードを話して報道陣を沸かせつつ、『麦とろ牛皿御膳』をおいしそうにぱくついていた。
囲み会見では、先日、初の著書『火花』で芥川賞を受賞したお笑いコンビ『ピース』の又吉直樹（35）について尋ねると、「発売される前に、又吉が『良かったら読んでください』とわざわざ持ってきてくれたんですよ。感動してすぐ電話して、おもろかった！って言って。それで（『火花』の）帯コメントを頼まれて帯を書いたんですよ。そしたら帯書いた本が芥川賞獲るなんてこんなことまぁないですよね」と驚きだったそうで、「もし、俺が次に本を書くなら（『ピース』相方の）綾部祐二に書かせたい」と、芸人らしく笑いに持っていった。
また、『ウーマンラッシュアワー』の村本大輔（34）にストーカーしていた女子大生が逮捕されたということへコメントを求めると、「時代やなと思って。俺ら若いころにはしょっちゅうありましたよ。20年くらい前なんて、給料明細なんかほとんど見ずでした。ポストに入ってるのがパクられるから。それに、一回ゴミ出してさあ行こうと家を出たらゴミがなくなってるとか。玄関にマヨネーズで“ケチャップ”と書かれてたりとか。あんときに、いまみたいな条例を作ってくれていればねぇ。だいぶ泣き寝入ってますよ」と、振り返りつつ、「最近はないですよ」とも話していた。
