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近藤芳正 映画初主演にしてモントリオール世界映画祭初出品!窪田将治監督は万感

近藤芳正 映画初主演にしてモントリオール世界映画祭初出品に窪田将治監督万感
近藤芳正の初主演映画作品がモントリオール映画祭へ!

 俳優・近藤芳正(53)、加藤慶祐(26)、鈴木勝吾(26)、久保田秀敏(28)、柳英里紗(25)が7月26日、東京・渋谷ユーロライブで映画『野良犬はダンスを踊る』(監督:窪田将治/配給:FAITHentertainment クラスター)完成披露試写会を窪田監督(41)とともに開いた。

 暴力団お抱えの敏腕殺し屋として活動している主人公・黒澤(近藤)は、年齢による衰えにより致命的なミスを犯してしまう。引退を決意する黒澤だったが、その先にあるのは一体…。物心ついた時から裏社会で生きてきた男が黄昏時を迎えた時、どう決断し生きていくのかが描かれる、社会派の物語が展開される作品。

 本作がモントリオール世界映画祭に正式出品が決まったことに、窪田監督は、「この企画を考えた時に、近藤さんありきでスタートした企画だった。近藤さんが僕と仕事をやってくれると言ったときに、じゃあ近藤芳正どうしたろかというのが、僕の戦いの1つであって、近藤さんの年齢のこととか、初主演ということを考えながら、セクシーでチャーミングな近藤芳正が出ればなというので、絡みのシーンも濡れ場のシーンも入れ込んで、脚本を投げつけたという感じですね。最初はプロデューサーとこれでNG出したら笑うよねと言いながら、結局NGを出さずにやってくれるということで、僕らの戦いの1つが始まりました。そんな作品が、日の目を見ることになりましたし、映画祭にも行くことになったので嬉しく思います」と、万感の思いを。

 作品の台本をもらったときのことへ、近藤は、「主演というのは本人はなんとも思っていないこともあるんです。ワンシーンの役でもいっぱい出てても、舞台で主演したことはあったんですけど、割と真ん中にいるなという感じ。台本って読んだ時にこのセリフしゃべりやすいとか、このセリフしゃべりづらいとか直感的に分かるんですよ。この台本を頂いた時にはそれが全然なくて、『しゃべりやすい!』となって、特殊な役でしたけど何も作らずにいけるなって」と、自然と役に入れたそうで、「だから、とくに何かをしようとはしなかったですね。もちろん人は殺したことないですけどね」と、しっかりオチもつけて観客の笑いを誘った。

 なお、本作では黒澤とキャバクラ嬢役の柳との濡れ場もある。近藤は初挑戦となったベッドシーンを「本当に緊張しました」と振り返り、柳は、「私はほかの現場でベッドシーンを経験していて、濡れ場に関しては先輩だったんです。でも、現場では近藤さんがすごく優しくしてくださって“いい濡れ場俳優さん”だなって。きょう初めて作品を観ましたけど、愛のあるいいシーンになっているんじゃないかなって」と、高評価。さらに、近藤と柳は2007年の市川準監督の映画『あしたの私のつくり方』で教師と生徒役で共演しているため、「先生と生徒役だったのが、今回はキャバ嬢と殺し屋という関係になった。その経緯を観ると面白いかも」と、加えて話していた。

 ちなみに、今後の作品について、窪田監督は「続いたら嬉しいなと思いながら脚本を書きました。つる来をやるならこれがある程度売れてくれないと。毎回女性と恋して、『寅さん』みたいなのかな」と、構想も明かしていた。

 映画『野良犬はダンスを踊る』は10月10日より渋谷ユーロスペースより順次公開!

近藤芳正 映画初主演にしてモントリオール世界映画祭初出品に窪田将治監督万感

近藤芳正 映画初主演にしてモントリオール世界映画祭初出品に窪田将治監督万感

近藤芳正 映画初主演にしてモントリオール世界映画祭初出品に窪田将治監督万感
柳英里紗
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加藤慶祐
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鈴木勝吾
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久保田秀敏
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窪田将治監督
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