アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章・太陽圏の死闘』(総監督:出渕裕/配給:松竹)初日舞台あいさつが6月30日、東京・新宿ピカデリーで、声優・國分和人、千葉優輝、赤羽根健治、出渕総監督らとともに開かれた。
38年ぶりに現代風リメイクを果たし、今年4月に全7章のスタートとなる第1章が満を持して公開された『宇宙戦艦ヤマト2199』。『第二章』では、波動砲の発射や、ワープ航法のテスト、さらには、デスラー総統(山寺宏一)など物語のキーとなる設定が満載。戦闘シーンなどは、息をつかせぬ映像美で、爆発シーンなどの細かい部分でも魅せる展開となっている。
出渕監督から「ヤマトのドラマは、ほとんど第一艦橋で起こります。きょうは、そこで(第一艦橋)で主役を支える重要なプレイヤー達に来てもらいました。真面目で優しい性格の千葉くん、ムードメーカーで女好きの太田くん、突っ張ったおぼっちゃま系南部君、そんな3名です。二章、三章と進み、航海ととともに人物描写も進んでいきますので、ご期待ください」と、紹介が。
國分は通信管制を担う船務科士官・相原義一を演じるため、「戦いの場面で、方位など、漢字の多い難しいセリフが多いので、苦労しています。第二章のオススメの場面は、ワープじゃないですか」と、挙げることに。リニューアルされた本作ではヤマト乗組員に新しく女性キャラも登場しているため、「僕、個人としてはツンデレな山本玲に非常に惹かれます。ただ、配役の相原の視点からいうと、岬百合亜になるのでしょうか」と、カップリングも。
宇宙気象観測と進路情報の伝達を担う航海科士官・太田健二郎役の千葉は、「アフレコ現場でも、艦橋のムードメーカーとして頑張っています」と、様子を明かすと、第二章のオススメシーンを「反射衛星砲の反射衛星が光って、反射衛星砲がヤマトに当って…、その一連がカッコイイ!」とオススメ。これに出渕総監督から「昔はミラーによる反射でしたが、今回は後方にフィールドを貼っているというつくりです」と、解説を付け加えることに。
赤羽根は兵器の運用を担う戦術科士官・南部康夫を演じ、古代進の居ない場面で、第利益で波動砲のカウントダウンをしたことに「印象深いです」と、感慨深げ。とくに第二章では、デスラー総統の登場がインパクトを感じたそうで「声優仲間でも誰になるのかソワソワして待ちわびていました」と、振り返る。お気に入りの女性キャラは、「役の上からは、森雪以外にないですが、個人的には色っぽい声の新見薫がお気に入りです。これから先、第三章では、闘いも激化し、恋愛模様も動き出すかも」と、先の展開も絡めてアピール。
國分が、「お客様は、われわれとともに航海しているクルーだと思っていますので、最後まで長い度にお付き合いください」と、会場に集ったファンへ呼びかけると、最後に出渕総監督から、「第二章は『ヤマト』の醍醐味がてんこ盛りの展開ですが、第三章も、スペクタクルとともに、人物の掘り下げや、過去を解き明かすキーとなるエピソードなど、見どころ満載となっております。ご期待ください」と、次章へ向け、コメントを寄せていた。
『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章・太陽圏の死闘』は絶賛上映中。さらに、第三章『果てしなき航海』は10月13日より公開!