アイドルグループ『モーニング娘。』の元メンバーの矢口真里(32)が1日、東京・お台場周辺で開かれた『TOKYO IDOL FESTIVAL(通称TIF)』のお台場夢大陸 オマツリランド内「HOT STAGE」に登場し、「チーム・負けん気」メンバーとともに、『恋愛レボリューション21』を、パフォーマンスした。
途中、まさかのフリを忘れるなど、ブランクの後を感じさせた。MCでは、吉川にさんざん、あの話題でイジられまくり、「ぶっこんでくるねぇ~」とタジタジ。会場に集ったファンからは、爆笑が起こり、盛り上がった。
ハロプロエッグ(現・ハロプロ研究生)出身の『チャオ ベッラ チンクエッティ』(元・THE ポッシボー)、吉川友、『アップアップガールズ(仮)』の3組により結成されたスペシャルチームである「チーム・負けん気」メンバーとともに、「矢口真里 respected by チーム・負けん気」として参加した。
『チャオ ベッラ チンクエッティ』
“もろりん”諸塚香奈実(25)、“はしもん”橋本愛奈(22)、“あっきゃん”秋山ゆりか(22)、“ロビン”岡田ロビン翔子(22)、“ごとぅー”後藤夕貴(22)
吉川友(23)
『アップアップガールズ(仮)』
“みーこ”仙石みなみ(24)、“こなっちゃん”古川小夏(23)、“森ティー”森咲樹(21)、“あやのん”佐藤綾乃(20)、“アカリ”佐保明梨(20)、“せっきー”関根梓(19)、“まぁな”新井愛瞳(17)
まずは、『チーム・負けん気』だけで、グループの1stシングル『無限、Fly High!!』を披露。
自己紹介に続き、みーこの、「負けん気あふれる私たちよりも負けん気があって、“生きるレジェンド”の方をお呼びしたいと思います!」との呼び込みで、大歓声の中、矢口は青い衣装で登場。笑顔で手を振り、ファンに応える矢口は、「“生きるレジェンド”とか言われると、すっごい出にくいから止めてください!」と、苦笑い。
ロビンは、「何度もTIFに出させて頂いているんですけど、こんなにお客さんが集まったの、矢口真里さんのおかげで!」と、矢口を持ち上げる。しかし、当の矢口は冷静に、「みんな(が着ているTシャツ)ここに“(仮)”って書いてある」と、笑いを取る。
さらに、「私の時代には、こういった大きなイベントがなかなか無かったから、すごいですよね。チャオちゃんとか。あっ、チャオ ベッラ チンクエッティって名前長いから『チャオさん』で!チャオちゃんを初めて見ましたという方もいっぱいいるだろうし、アップアップガールズ(仮)さんを初めて見ましたという人もいっぱいいるだろうし、そういう人たちにいっぱい名前覚えてもら・・・」と、アイドルが一堂に会する“アイドルの夏の祭典”の意義を語っているところに横槍が!
名前を飛ばされた吉川が、「すみません!吉川友を忘れています!」と、割り込んできたが、矢口は、「吉川さんはけっこうな重鎮だと思っているんですよ!もういいでしょ吉川は」と切り返すトークスキルはブランクを感じさせない。しかし、そんなことでは負けない吉川は、「私は今回目立っていきたいなと。今回の衣装はTIFのために下ろした新衣装なんです」と、ヒョウ柄の衣装を猛アピール。吉川いわく、「(新衣装の)テーマが野獣!猛獣!肉食!ということで、矢口さんと一緒だな」と、いきなりの“爆弾発言”に会場は盛り上がる。2013年に自らの不倫問題の影響で無期限活動休止となった矢口をいじり返す。
これには矢口もたまらず、「おぉじゃない、おぉじゃないよ」と、いうのがやっと。そこにさらに、「でも一つだけ聞いてください。野獣、肉食なのは一緒なんですけど、私は問題を一切おこしません!」と、止めをさす痛烈な一撃に、ファンも一斉に湧いた。さすがの矢口も、「何これ?さっきさぁ、“生きるレジェンド”みたいに持ち上げといてさぁ」と、笑いながらも愚痴が・・・。
アプガのこなっちゃんは、「同じステージに立てて光栄です」と、フォローするが、まぁなは、「ミニモニ。さんに憧れてハロプロエッグのオーディション受けたんです!(誰が好き?)辻さんが」と言うと、森ティーも、「私もモーニング娘。さんが大好き、憧れて!安倍なつみさんが好きでした」と、お約束の先輩をおちょくる。
イジられた矢口は、「みんなそういう感じね、OK!でも、みんなグループを愛してくれていたのはうれしいですよ」と、気を取り直して言うと、吉川が、「愛してといえば、矢口さん、彼とはどうですか?」と切り込み、観客は大爆笑。さすがの矢口も「吉川、ぶっこみすぎだと思います!今日は記者会見じゃないから(笑)!」と、閉口する。
ロビンは、「いろんなピンチを負けん気で乗り越えてきた矢口真里さんと私たちチーム・負けん気で一曲歌ってもいいですかぁ?」と言うと、ラストは全員でモー娘。の『恋愛レボリューション21』を披露。モー娘。時代の矢口を彷彿とさせるキレのあるダンスを見せたが、途中、まさかのフリを忘れるなど、ブランクの後を感じさせたのはご愛嬌。“生きるレジェンド”は会場を沸かせていた。